掛け布団の重ね過ぎは逆効果に?

冬こそ快眠!寝相が悪い原因とは?

2012.12.06 THU


年末シーズンにありがちな深酒や、蒸れすぎる布団に寝間着、寝返りを打ちにくいマットレス…“快眠”を妨げる要素が多いと、寝相の悪化につながる
イラスト/牧野良幸
朝晩の冷え込みが厳しさを増すこの季節。ぽかぽかの布団で朝までぐっすり…のはずが気がつけば布団を蹴飛ばしてしまって、ブルブルっ! 寒さで目を覚ましてしまうことも。この寝相の悪さ、なんとかならないもの?

「寒いからといって、掛け布団を重ねすぎたり厚着しすぎたりしてはいませんか? 睡眠中に布団をはねのけてしまうのは、掛け布団が重すぎることや、熱がこもりすぎることが原因と考えられます。掛け布団や寝間着ではなく、敷き布団を温かいものに替えて調整するのが効果的ですよ」とは「NPO睡眠文化研究会」事務局長で睡眠改善インストラクターの鍛治恵さん。鍛治さんいわく、そもそも睡眠中に頻繁に体勢を変えるのは自然なこと。健康な人なら一晩に20~30回ほど寝返りを打つのだそう。

「寝返りには主に3つの役割があります。ひとつめは、敷き布団と接する体の部分を定期的に変えることで、血流を停滞させないこと。ふたつめは、レム睡眠やノンレム睡眠などの睡眠段階をスムーズに切り替えるためのスイッチのような役割。そしてみっつめが、布団内を快適な温度や湿度に調整する役割。つまり“寝返り”は睡眠に必要な要素なんですよ。快眠に必要なのは、寝相を矯正することではありません。むしろ、心地よく寝返りを打てる環境を作ることが大切です」

とはいえ、寝ているうちに180度回転してしまったり、布団からはみ出してしまうのは困りもの。 “悪すぎる寝相”はどうすれば?

「寝具が体に合っていないケースが考えられますね。たとえば朝起きると枕が頭の下にない人は、枕が合っていない可能性が。また、睡眠中は冬でも思った以上に汗をかくもの。通気性の悪い寝間着や布団では蒸れるため、はだけてしまう原因になります」

寝相は、快適な睡眠環境を求める体からのサイン。寝相が悪い人は、今一度睡眠環境を考え直してみては。
(吉原 徹/サグレス)


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