長持ちさせたいカシミアはこう洗え!

洗濯王子が伝授!ニットの洗濯術

2012.12.18 TUE


冬物衣類は、目に見える汚れが付いた時点で、自宅での洗濯は厳しいとのこと。信頼できるクリーニング店におまかせしよう
イラスト/豊村真理
ニットのセーターを放置した結果、ヨレヨレ&毛玉いっぱいに…なんて経験ありません? 冬しか着ない服だからこそ、長く着続けたいもの。そんな冬物衣類をすぐにダメにしないための洗濯術を、“洗濯王子”こと洗濯アドバイザーの中村祐一さんに聞いてみた。

「デリケート素材にあたるウール、カシミア、アンゴラ、モヘアは、通常の方法で洗うのは危険です。水に濡れることで繊維の表面が開き繊維同士が絡まったり、縮んだり、風合いが変わることがあるからです。洗濯表示に【水洗い可】の表示がない場合は洗わない方が無難です」

表示があるものだけ自宅で洗えるんですね。でもどうやって?

「家で洗うなら、必ず手洗いで。衣類をたたんだ状態より少し小さめのネットに入れ(型崩れを防止)、水に入れたらなるべく動かさないように(水中でのモミ作用は、型崩れや縮みを起こす最大の原因)、おしゃれ着用の中性洗剤を使います。手順は(1)洗面器に水を溜め洗剤を溶かす、(2)全体を20回ほど押したら5~10分動かさずに浸け置き、(3)軽く押し洗いしながら水を換え2、3度すすぐ、(4)最後のすすぎ時に柔軟剤を入れる、1分以内の短時間の脱水、でOKです」

では家で洗えない服は? 毎回はクリーニングに出せないし…。

「型崩れ・ニオイ・くすみのいずれかが見られた時に、クリーニングに出すといいでしょう。素材にもよりますが、ニットなら週1回着たとして1カ月に1度くらいのイメージで。普段は、洋服用ブラシでブラッシング、固く絞ったタオルで首回りや袖口を叩き拭き、アイロンの蒸気でシワ取り、といったことをこまめにしましょう」

大切なのは、衣類の変化に気づき、適切な処置をしてあげること。

「洗濯は衣類とのコミュニケーション。冬素材はとくに、ケアを密にしてあげてくださいね」
これからは、衣類にもちゃんと気をつかいます!
(池尾 優/ユーフォリアファクトリー)

※この記事は2011年12月に取材・掲載した記事です


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