対人事故の賠償金は数千万円になることも

初めての自転車保険 賢い選び方

2012.12.20 THU


「個人賠償責任保険は同居家族のほか、『別居の未婚の子』も対象になることがあるので、独身の人は親の保険も確認してみてください」(馬養さん)
画像提供/GettyImages
車道走行の徹底や整備不良の取り締まりなど、自転車の安全運転が叫ばれる昨今。自転車関連事故の件数は減少傾向にあるが、2010年は約15万1600件と決して少なくない。自転車利用者なら、誰もが事故の加害者にも被害者にもなる可能性がある。実際、歩行者との衝突事故で相手に障害を負わせ、数千万円もの損害賠償を求められたケースも。そんな万が一に備えて入っておきたいのが自転車保険だ。ファイナンシャルプランナーの馬養雅子さんは次のように語る。

「自転車保険は大きく2つに分けられます。ひとつは自転車専門の保険。例えばau損保の『自転車ワイドプラン プチおし』では年額3070円の保険料で、最大1000万円まで補償されます」

もちろん、他人への賠償だけでなく自分のケガにも補償がつく。

「もうひとつは個人賠償責任保険など、自転車事故もカバーできる保険。個人賠償責任保険は生活上の様々な損害賠償に対応した保険で、自転車事故の賠償にも適用されます。保険料年額約1000円で、補償額1億円ほどが一般的。また、自転車保険をオプションで付帯できる自動車保険もありますよ」

個人賠償責任保険は自動車保険や火災保険などとセットになっていたり、クレジットカードに付帯していることもあるため、人によってはわざわざ自転車保険に加入しなくて済む場合も少なくない。

「ただ、逆に言えば、個人賠償責任保険は他の保険とセットで加入しなければならない場合がほとんど。その分、保険料は高くなってしまいます。対して自転車専門保険は単体でも加入できますし、申し込みもコンビニやケータイなどから行えるタイプもあり、手軽に加入できるメリットがあります。また、保険加入によって安全運転への意識も高まるはず」

もちろん、保険に加入しても油断は禁物だ。安全運転に勝る保険なし!
(糸数康文/Office Ti+)

※この記事は2011年12月に取材・掲載した記事です


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