「新成人」ナビゲーター

“子供の頃の夢”20歳の現実は…

2012.12.26 WED

「新成人」ナビゲーター


子供のころに観に行ったプロの試合で憧れた野球選手。多くの人が夢半ばで諦めた一方、追い続けて叶えた人もいます。また新たな夢に向けて前進したいですね 写真提供/PIXTA

大人になったら何になりたかった?



成人式を迎え、いよいよ“大人”の仲間入り。今の自分は、かつて描いた“大人になったら…”の夢にどれくらい近付けただろうか? そこで19~20歳の男女400人(男女各200人)に「子供のころの夢」についてアンケートを実施。将来、どんな職業に就きたいと思っていたか調べてみたところ以下のような結果となった。

●子供のころになりたかった職業ランキング【女性編】
1位 「パン屋・ケーキ屋」(63人)
2位 「歌手・アイドル・俳優」(37人)
3位 「花屋」(35人)
4位 「漫画家・小説家」(29人)
5位 「幼稚園の先生・保母さん」(25人)

●子供のころになりたかった職業ランキング【男性編】
1位 「科学者・研究者」(26人)
2位 「プロ野球選手」(23人)
3位 「電車の運転士」(22人)
4位 「プロサッカー選手」(21人)
5位 「警察官」(19人)

女性編のランキングから見てとれるのは、女子が子供のころに夢みる職業は、いつの時代も大差ないという点。この手のランキングは折に触れて発表されるが、上位の顔ぶれはたいてい変わらない。やや意外だったのは「お嫁さん」がTOP10圏外(11位・11人)だったこと。「景気低迷で専業主婦志向が高まった」なんて話もあるが、景気うんぬんは子供には関係なく、「お嫁さん願望」にはつながらなかったようだ。

一方、男性編ランキングの特徴は、女子に比べてバラつきが大きいこと。女子は上位の職業に集中する傾向があったが、男子にはそうした傾向はみられない。やや意外だったのは、「理系離れ」といわれながらも、子供のころは科学者に憧れた人が多いこと。やはり中・高の受験数学が理系離れを促すのか…。そしてもうひとつ意外だったのは、「プロ野球選手」が「プロサッカー選手」を上回ったこと。サッカー人気の高まりとともに「野球離れ」といわれたが、「プロ野球選手」への憧れは根強いようだ。

ちなみに、子供のころの夢がどうなったか」と尋ねると、男性の約2割(42人)、女性の1割強(27人)が「目標として目指している最中」と回答。しかし、男性の5割強(105人)、女性の7割弱(135人)は「他になりたい職業ができた」と答えており、子供のころの夢を追い続けている幸せな人は一握りの様子。

さらに、子供のころと違う夢・目標を目指している人に「現在、目標にしている仕事」を聞いてみたところ、男女とも1位は「ビジネスパーソン」、2位は「公務員」という結果に。厳しい現実を前に堅実な選択をしようとしているとも考えられるが、それだけ“大人になった”ともいえる。皆さん、新たな目標に向けて頑張りましょうね。
(有竹亮介/verb)

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