「1日10円」なんてサービスも…

「格安トランクルーム」が好評

2012.12.20 THU


収納スペースは、主に倉庫業と不動産業に分けられる。段ボールを直接預かるのは倉庫業。不動産業は、収納する場所を貸している 画像提供/寺田倉庫
年末の大掃除で、モノの多さに辟易している人は、格安の収納スペースを活用してはどうだろう。都市部ではリーマン・ショック以降、価格が下落。単身者が使う広さなら、月5000円程度から借りられる。24時間365日の出し入れや屋内管理は当たり前。大手警備会社との提携、温度管理の徹底なども珍しくない。

さらに、最近は差別化のためにサービスが多様化。利用シーンや目的に応じたきめ細かい対応をする業者が増えてきた。例えば「デイ倉庫」は3辺計120cm以内20 kgまでなら、1日10円から保管が可能。大掃除のときだけ預けたいなど、短期間の保管ニーズにピッタリだ。また、本が増えすぎて困るという人には「ブックオーシャン」がお薦め。段ボールに詰めた本を定温定湿で預かってくれるだけでなく、専用のWEB本棚へ書籍タイトルを登録することもできる。

このほか、ネット上で「荷物のクラウド化」などと話題になったのが、寺田倉庫の「minikura(ミニクラ)」。専用の段ボールに荷物を詰めて送るだけ。段ボールの費用や預け入れ時の送料も合わせ月額200円で利用でき、必要なときはすぐに送り返してくれる。

「利用者は30~40代が多く、衣類や靴、バッグなどの季節品がメインです。ただ、震災以降、大切なモノをきちんと保管しておきたいという思いからか、アルバムやホームビデオを預ける方も増えています。ちなみに、“minikura MONO(ミニクラ モノ)”というサービスでは、1箱につき30点まで荷物の写真を撮影し、専用のページにアップしています。費用は月額250円。コレクションの整理がしやすいせいか、男性が趣味の用品を預けるケースが多いですね」(寺田倉庫広報担当)

家賃の高い都市部の住宅は、荷物で畳1畳分がつぶれるだけでも大きな損失。ならば安くなりつつあるトランクスペースを使うのも、ひとつの手かもしれない。
(笹林 司)


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