日本のエレベーター技術は世界一!?

著者が語るエレベーターの魅力

2013.01.19 SAT

毎日何気なく乗っているエレベーター。そんなエレベーター(以下EV)の解説書『エレベスト』(戎光祥出版)が6月に発売された。早速読んでみると、ワイヤレスからジャバラ付きの古いものまで様々なEVの写真や解説がズラリ。こんなにいろんなEVがあるなんて!ということで、著者の梅田カズヒコさんに最近のEV事情を伺いました。

「高層ビルの増加につれて、EVの需要も高まっています。とくに日本製のものは性能が高く、世界中で使用されているんです。例えば、台湾の超高層ビル台北101のEVも日本製ですが、その上昇速度は時速60kmと世界一。また、速さだけでなく安定感も抜群です。例えば横浜ランドマークタワーにある日本最速のEVは、床に500円玉を縦に置いて昇っても倒れませんでした。そのくらい揺れが少ないんですよ」

日本のEV技術、恐るべし。早速私も、そんなすごいEVを見に行かなきゃ! でも、素人はまずどこを見ればいいの?

「ハイテクEVだけでなく、僕たちが普段使っているものでも楽しめるポイントはあります。普通のマンションやビルの量産型EVは、デザインが同じであることが多いんですが天井だけは作られた時代や場所によってデザインが全く違ったり、意外にこだわりがあるので、まず天井をチェックしましょう!また、メーカーによってボタンの形が違うので、いろんな形を見比べるのも面白いですよ。身近なものでも、改めてよく見ると発見があるんです」

意外と奥が深いんですね。それにしても、EVの未来は今後どうなるの?台北101を開発した東芝エレベータの広報室に伺ったところ、磁気を用いてレールから搭乗部を浮かせることで摩擦を無くし、揺れを最小限に抑えたEVを開発中とのこと。またNASAでは、人工衛星から地上にケーブルを垂らして宇宙まで昇れる宇宙EVを開発中、なんて話も! 小さいころ想像したような夢のEVに乗れる日もそう遠くないかも!?

※この記事は2012年06月に取材・掲載した記事です

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