安全、エコ、お掃除簡単

オール電化賃貸住宅の長所は

2013.02.10 SUN


賃貸住宅でも、オール電化タイプはこんなに増え続けているんですね
「オール電化」というキーワード。もうすっかり社会に浸透しているものの、「関係あるのは新たに住宅を購入する人だけでしょ」なんて思っていませんか? いえいえ、今は「オール電化賃貸住宅」も増えてきているんです。

「オール電化賃貸住宅」とは、住まいで使用するエネルギーを電気でまかなう設備を有する賃貸住宅。「IHクッキングヒーター」や「電気温水器」はもちろん、最近は「太陽光発電システム」や地球に優しい給湯器「エコキュート」を採用している物件も増えています。
とはいえ、いくらエコでも、やはりもっと私たちの生活に密着した利点も知りたいところ。そこで、住宅アドバイザーで、コラムニストの藤原千秋さんに「オール電化」のメリットについて聞いてみました。

「一番に挙げられるのは『安全性』です。火を使わないので火災リスクが低く、燃焼にともなうガスや水蒸気の発生がないので室内の空気が汚れません。あとは意外な利便性。電気とガスを併用すると、それぞれのコスト管理が必要ですが、それが電気のみで済みます」(藤原さん)

いや、お恥ずかしい話、私はかなりずぼらでして…。世の男性に負けないくらい家事をしないのですが、それってオール電化向きですか?

「向いていると思いますよ。単純にお湯を沸かすくらいなら、IHクッキングヒーターは驚くほど早くて便利ですし、掃除も平らなガラス面の拭き掃除で済むからラク。ただし、IH専用の調理器具しか使えないため、料理にこだわりのある人はストレスに感じることもあるかもしれませんね。」(藤原さん)

他にもオール電化のメリットって何かありますか?

「IHクッキングヒーターだと、直火と違って、調理中も周囲の温度が上がりにくく、空気の汚れが少ないんです。この利点を生かして、デザイン面でユニークな間取りの物件も増えていますよ。つまり、おしゃれってことですね」

エコで安全で掃除がラクで、そのうえおしゃれ! なんだか「オール電化」っていいことづくめな気がしてきた…。

「いや、デメリットもあります。オール電化仕様の電気料金になっている場合、昼間の電気代が割高に設定されているので、SOHOなど昼間の在宅時間が長いライフスタイルの人は、光熱費が高くつく可能性がありますね」(藤原さん)

オール電化住宅でネックとされるのは、やはり調理作業における不便。だけど、外食中心でお湯を沸かす時しかキッチンを使わないというR25世代にとっては、よりメリットが際立ってくるようです。次に部屋を探すときには、「駅近」「南向き」などの条件と並べて、「オール電化」を検討してみては?
(内藤香苗/クレッシェント)

※この記事は2011年01月に取材・掲載した記事です

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