住まいには、購入あと押し制度がある。

物件購入が1000万円安くなる?

2013.02.12 TUE

家はほしいがその価格はうン千万円……。しかし、実は最近、住宅が安く買える制度があるらしい。「住まい研究塾」主宰の大森広司さん、本当なんですか?
「ウソではありません。今は不況などを背景に、いろいろな住宅購入補助制度が設けられているんです。ただ、その前に、住宅購入には物件の価格以外に様々な税金や手数料がかかることを知っておいてください」

たとえば物件を購入すると登録免許税や保険料など細かい諸経費がかかる。それらの相場は新築なら物件価格の3~5%、中古なら7~10%相当の金額になるとか。

「制度が設けられているのは、そういった部分に対するものが多いのです。たとえば入居してから10年間、所得税の一部が返還される住宅ローン控除。親などから住宅資金を贈与してもらった場合の贈与税の控除もそうですね」

住宅ローン控除による減税は、年末時の住宅ローン残高(上限4000万円)の1%。2011年中に入居すれば10年間で最大400万円が減税される。ちなみに非課税となる贈与税の金額は、2011年は最大1000万円。控除される金額は最大231万円だ。この二本柱だけで、多ければ500万円以上も負担が減ることに。

「さらに今は超低金利時代といわれているくらいの歴史的な低金利、つまり、借りたお金に掛かる利息の割合が低いうえに、キャンペーンなどで住宅ローン金利が1%前後安くなることもります。たったの1%と思われるかもしれませんが、借りる金額が大きいだけに何百万円の負担減に相当することも」

たとえば単純に3000万円を借り、それを30年で返済しようとした場合、4%の金利が3%になれば、総返済額は600万円ほど安くなる。この差は大きい。加えて2011年末までは、新築購入か中古リフォームで、商品券やエコ商品などと交換できる住宅エコポイントが最大30万円分もらえる(*太陽熱利用システムを設置した場合は32万円分)。
「ただ、どの制度も今後、縮小されていく予定なので気をつけましょう」

諦めていたマイホーム。見た目の金額だけで判断せず、いろいろ可能性を探れば、もしかしたらボクらにも買えるかもしれませんね。
(鯨井隆正)

※この記事は2010年12月に取材・掲載した記事です

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