初めての「ひとり暮らし」ガイド

実は学生向き!? 団地人気上昇中

2013.02.20 WED

初めての「ひとり暮らし」ガイド


都心まで30分の好立地に、6万円前後という家賃も手頃なURの北砂五丁目団地。シェアも可能なのが学生にも人気のポイント

団地、リノベーションで価格も面積も◎!



一昔前の集合住宅、「田の字型」の間取り、あか抜けない建物…「団地」と聞くとそんなイメージを持つ人も多いだろう。ところが最近、ひそかに団地人気が上昇中だとか。独自の目線で団地の紹介を行う「団地R不動産」の千葉敬介氏に話を聞いた。

「一般的な集合住宅に比べ、団地は敷地内に緑が多かったり、学校やスーパーが近くにあったりと、環境に恵まれている場合が多いです。学生が入居するようなマンションやアパートでは、一般的に入居者同士の繋がりは希薄です。新しい街でひとり暮らしをはじめる若者にとって、地域密着型の住人同士のつながりは、新生活の不安を和らげてくれるはず」

団地は、精神面でも学生にやさしい物件と言えるかもしれません。

「それだけでなく、広さも人気の秘密。実際いま残っている団地は、建設当時、家族向けを意識した40~50平米の面積のものが大半。というのも、いまやそうした部屋を10万円前後で借りられるから。普通のマンションで同じ広さの部屋を借りようと思ったら、この金額ではなかなか難しいです。ぜいたくにひとりで使うのも良いですし、『シェアOK』の物件を探して友人と同居するのも手です」

5万~6万円代で30平米以下の部屋も、探せば結構あるとのこと。特にUR(旧公団住宅)の場合、敷金のみで、礼金がかからないので、懐事情の厳しい学生にとってはうれしい限り。

「UR団地にはユニークな物件もありますよ。昨年、京都・観月橋団地がリノベーションして、スタイリッシュな内装に生まれ変わり、話題になりました。周辺相場より家賃が安いことに加え、更新料が不要なので単身者からの申し込みも多かったですよ」

ただ、入居者募集の際に抽選が行われるのが団地…。希望しても入居できるとは限りませんよね。

「団地にもいろいろありますが、東京なら、特にURや公社の物件は、基本的に先着順です。諸条件なども一般的な賃貸マンションを借りるのと同様程度だと思います」

むしろ、学生にこそオススメといえるかもしれませんね。皆さんもこれから物件探しをするなら、狙ってみては?

(池尾優)

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