初めての「ひとり暮らし」ガイド

インテリアコーディネートの基礎知識

2013.02.27 WED

初めての「ひとり暮らし」ガイド


柳橋氏によるお部屋改造例。サイトでBefore画像と見比べてみるとびっくりしますよ。いっそお願いしてみるのもアリです。料金は全部込みで30万~50万円ほど

どうせ住むならオシャレな部屋にコーデしよう!



シックなモノトーン調にしようか、ナチュラルでウッディな感じにしようか――初めてのひとり暮らしとなれば、家具や家電、インテリアにもこだわりたくなるもの。しかし、ひとつひとつのアイテムを厳選したつもりでも、部屋に置いてみるとちぐはぐな印象になったり…。そんな失敗を防ぐべく、インテリアコーディネートの基本を押さえておきたい。そこで、お部屋の模様替えをサポートしている「お部屋改造計画」代表兼ルームスタイリストの柳橋浩さんにうかがいました。

「まず気をつけたいのが配色です。例えば『ダークでシックな印象の黒い部屋』にしたい場合、すべてのアイテムを黒で統一してしまいがちなんですが、真っ黒だとつまらない部屋になります。そこで、黒からダークグレー、グレー、ライトグレーまで、色の幅を少し広げて家具や家電、インテリアを選んでいきましょう。少しずつ色に変化をつけることで、随分とメリハリのついた部屋になりますよ」

なるほど。茶系ならダークブラウン、ブラウン、ライトブラウン、ベージュまでの幅で色味を整えるといった具合ですかね。

「もうひとつ、配色のポイントは差し色です。先ほどの黒い部屋に真っ赤なソファがあるとグッと引き立ちますよね。同じ色調でそろえるのも大切ですが、周りから浮いた色を一色だけ紛れ込ませると、より部屋が映えます」

ということは、こだわりのソファを引き立たせたければ、あえてその反対色でインテリアをまとめるというのもアリってことですか。

「それもいいですね。また色以外に、素材にも気をつけてください。例えば『ナチュラルな雰囲気を出したい』とすべて木製品でそろえてしまうと、野暮ったい印象になります。これもピンポイントで金属やガラスなどの異素材を『差し素材』として使うことで変化がつけられます」

ところでほとんどの学生は決して広くはないワンルームに住むことになると思うんですが、なるべく広く見せる工夫ってあるんでしょうか?

「一応、部屋の入り口から向かって一番奥にもっとも大きなベッドを置いたり、圧迫感を抑えるために背の低い家具を置いたりといったセオリーはあるんですが、正直、部屋の狭さを解消するのは難しいと思います。これはもうあきらめて、自分がもっともこだわりたいモノを一点豪華主義で突き詰めたり、自分の生活スタイルに合ったインテリアを選んだりした方が、気持ちの良い部屋になると思いますよ」

インテリアコーディネートでは自分の暮らしをしっかりシミュレーションすることが必要、と同氏。初めてのひとり暮らしでわからないことだらけですが、みなさんもしっかり想像してみましょう!

(熊山 准)

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