門限も、会社の人間関係もナシ!

「借り上げ独身寮」の魅力とは?

2013.02.28 THU


DORMYの部屋は家具・備品付き。家電や棚などの買い物をすることなく、すぐに入居できる。風呂は大浴場が基本だが、ユニットバス付きの物件も
家賃は安いし食事も付いている。でも、門限や面倒な規則、さらに帰宅後も会社の人間関係がついてまわる――それが「独身寮」のイメージではないだろうか? 実際、新社会人のなかには独身寮を敬遠する人が少なくない。企業側も、コスト・資産圧縮の一環として、保有する独身寮を廃止・縮小する傾向が続いてきた。

こうした流れを受け、近年定着しているのが、マンションやアパートを企業で借り上げ、寮や社宅として活用するスタイルだ。労務行政研究所が上場企業を主な対象として行った調査によれば、社宅制度がある企業は全体の約80%、借り上げ住宅を利用しているケースは全体の75%を超える。企業としては固定資産を抱えるリスクがなく、入居者は普通のマンションと同じ感覚で自由に暮らせるのがメリットだ。

気になる家賃は、独身一般社員向けの借り上げ社宅で平均1万2300円。家賃の負担割合を取り決めている場合は、平均30.7%を入居者が支払っているが、いずれにしても、一般住宅と比べ金銭面の条件はかなり良い。

さらに、昔ながらの寮と一般住宅のいいとこ取りをした施設も人気だ。全国165棟を展開する共立メンテナンスの「DORMY」は、すべて2食付きの社会人専用マンション。家具備え付けのワンルームで、自社正社員のマネージャー夫妻が常駐する。

「防犯性に優れ、寮母代わりのマネージャーが体調や暮らしぶりをさりげなく見守ってくれますので、安心して生活していただけます」(共立メンテナンスの谷川雄基さん)
多くは、各部屋を別々の企業が借りているので、プライベートな環境も確保されている。

門限も会社の先輩もナシ、栄養ある食事と優しい寮母さん付きとなれば、新入社員にはうれしい限り。就職先に「借り上げ独身寮」があれば、一考の価値ありですよ。
(小越建典/アバンギャルド)


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