希少につき、見つけたら即チェック

お手ごろでハイグレードな分譲賃貸

2013.02.28 THU


大手マンションデベロッパーが手がけた物件も少なくない「分譲賃貸」。それに安心感を覚える人もいるのだとか 写真提供/PIXTA
家のクオリティが高くなれば、家賃もそれなりの額になるのはお約束。しかし、例外的な物件もある。そのひとつが「分譲賃貸」だ。文字通り、元々は分譲、つまり持ち家として販売されたマンション。それがオーナーの意向で貸し出され、物件の質の割に家賃が手ごろだったりするのである。

進化した住宅設備や優れた遮音性、行き届いた管理などを享受できる代わりに、何千万円もの住宅ローンを背負って購入する分譲マンション。それがなぜ、賃貸物件として貸し出されるのか?

分譲賃貸は、オーナーが海外転勤などで家を空けるのでその期間限定で貸したり、投資家が投機目的で購入した分譲マンションを貸し出したりする場合が多い。すなわち、オーナー自身がそもそも住めない、もしくは住む予定がないため賃貸市場に出回るわけだ。

気になる家賃は、グレードと周辺相場に合わせた結果、物件相応となるケースが基本。しかし、なかには「とにかく入居してほしい」と、家賃が手ごろな物件もあるのだ。

一生住むことを前提につくられている分譲マンションは、一般的に賃貸物件より品質は高い。最も差があるのは水まわりだろう。キッチンには生ゴミを粉砕してそのまま下水管に流せるディスポーザーや、常にキレイで美味しい水が飲める浄水器、食器洗浄乾燥機が設置されている物件もある。浴室には洗濯物を乾かす浴室乾燥機、トイレには洗浄機付き便座などが付くことも。さらに24時間利用可能なゴミ置き場、不在時でも宅配便を受け取れる宅配BOX、管理員による清掃など、挙げればキリがない。これらが賃貸並みの家賃、あるいはもっと手ごろに借りられるのだから魅力的だ。

ただし、物件数は少ないので競争率は高い。広告上の「分譲仕様」などの文字をチェックしつつ、不動産会社にも希望を伝え、物件が出たら知らせてもらうなどの準備が必要だ。
(保倉勝巳)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト