知っておきたいメリットと注意点

初めての「ルームシェア」基礎知識

2013.02.28 THU


ベストは「振り分けタイプ」の物件だが、家賃を抑えるなら個室が隣り合うタイプも◯。上は中目黒の物件。人気の街でも各5万円強で住める イラスト/藤田としお
引っ越しシーズンの春。新社会人は都市部に住みたくても、予算に収まる家賃の部屋を見つけられないことも多い。そこでお薦めしたいのが、2~3人で大きな部屋を借りるルームシェアだ。

「ルームシェアを希望する学生や節約志向の20代は年々増えています。“シェア可能”と書いていなくても相談できる物件もあるので、部屋探しの際に聞いてみるとよいでしょう。うまくいけば、家賃を抑えつつグレードの高い部屋に住めます」

そう語るのは、目黒区にある不動産仲介業者、バレッグス学芸大学本店の支店長・高木惇さん。たとえば、家賃の予算を5万円として都内を狙うならワンルームか1Kの物件がほとんど。ところが、2人で10万円と考えれば、オートロック付きの築浅マンションも現実的だ。しかし、デメリットや注意点はないのだろうか。

「友人同士で入居する場合は、個室の広さができるだけ同じで、部屋が隣り合わない“振り分けタイプ”の物件がお薦めです。部屋の大きさが違うと、同じ家賃では公平さに欠けますし、個室が隣り合っていると音がストレスになります。トラブルを避けるには、共用スペースの掃除や炊事など、ルールを決めておいた方がよいでしょう。光熱費は、代表者の名義で専用の口座を作って自動引き落としにすれば管理しやすいのでお薦めです」

もうひとつ注意したいのが「やむを得ずひとりが先に退去する場合」と高木さん。残った方の負担が大きくなるため、あらかじめ「退去する際は◯カ月前に申告する」などと決めておくべきだという。

また、シェアメイトが変わる時は速やかに管理人へ申告し、更新のタイミングで名義を変更する必要もあるのだとか。ルームシェアは連名契約なので、それぞれに保証人を立て、手続きに必要な書類も人数分用意することになる。信頼できる同居人がいて、保証人がそろうならお得な選択肢になるだろう。
(村上政司/アバンギャルド)


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