初めての「ひとり暮らし」ガイド

ビンボー学生たちのリアルな実態

2013.03.06 WED

初めての「ひとり暮らし」ガイド


「近くのご飯屋さんのにおいをかいで空腹をしのぐ」なんて声まで…。食費の節約もいいけれど、くれぐれも栄養失調にならないよう気をつけてくださいね! イラスト/まみやけい

カネがない学生の「あるある」実態は?



仕送りもバイト代も使い込み、気付けばお財布の中身はスッカラカン。月末はろくに食事も摂れない貧乏生活に…というのは学生ひとり暮らしの典型的な「あるある」話。

実際、ひとり暮らしの大学生400人(男女各200人)にアンケートを取ってみると、「毎月お金が足りずに苦労している」と答えた人が23.5%で、およそ4人に1人が家計は“火の車”だという実情がうかがえる。とはいえ、先輩たちは何とかやりくりしながら毎月しのいでいるわけで…。一体どんな節約術を実践しているのだろう?

アンケートを見ると、「移動は自転車か徒歩」(19歳・女)「暖房禁止。厚着で乗り切る」(20歳・男)「風呂は3日に1回」(21歳・男)など、気合と根性(?)で光熱費や交通費を節約しているとの声もあったが、やはり一番多かったのは食費の節約。

1週間の食費について聞いてみると、「2000円未満に抑えて生活したことがある」人は62%! つまり1日の食費は286円以下、1回の食費は…たった95円以下という計算に。さらに、「500円未満で過ごした経験あり」という強者も16.3%と、予想以上の切り詰めぶりに驚愕!

でも一体、どうしたらそんな食費でしのげるの…!? 節約法を詳しく聞いてみると、「腹が減ったら寝る!」(21歳・男)なんて潔い(!?)意見もありましたが、多くの先輩たちは試行錯誤しながら独自の“節約レシピ”を編み出している様子。

特に目立ったのが、1袋20円以下で買えるもやしを使ったレシピ。「もやしとキノコを電子レンジでチンしてめんつゆをかける」(20歳・男)「100g58円の豚肉ともやしを炒めてご飯にのせ、マヨネーズと七味をかける!」(20歳・女)「コンソメスープにもやしを大量投入してお腹を膨らます」(19歳・男)など大活躍。「歯ごたえはあるけど味の主張がないから飽きない」(20歳・女)のが、もやしが支持される理由のよう。

ほかにも、「水気を切った豆腐をフライパンで焼いて醤油をかけるとステーキっぽい!」(21歳・男)「じゃがいもとタマネギとツナ缶と混ぜ、レンジでチンした“ツナじゃが”はオススメ」(19歳・女)など、美味しくて安くてお腹に溜まる節約レシピが続出。

でも、あまりに節約しすぎると思わぬ“代償”を受けることもあるようで…。

「腐った鶏肉を食べて食中毒になった」(21歳・女)「味の濃いものばかり食べていたら味覚食害になって、何を食べても味がしなくなった」(19歳・男)との苦い経験をした人も。

また、食生活だけでなく「デート代をケチりすぎてふられた」(20歳・男)「誘いを断りすぎて友達が減った」(21歳・男)など、交友関係での痛手をおったという切ない失敗談も…。

ひとり暮らしは、お金の大切さを学ぶいい機会でもあるけれど、節約のしすぎで体調を壊しては本末転倒…。健康までは損なわない“明るい”貧乏生活を目指しましょう!

(榛村季溶子/short cut)

取材協力・関連リンク

関連キーワード

ブレイクフォト