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吹きこぼれ知らずの不思議な鍋

2013.03.06 WED


サイズは18cm鍋×高さ15cm。材質はステンレスを使用。開発者の渡部英樹さんは歯医者さん。試作品は歯の型をとるときに使う石膏を用い作ったのだとか。最初は「鍋のなかで具材が回ると面白そう」という軽い気持ちで製作。様々な効果は作ってみてわかったとのこと
料理男子に憧れて、節約も兼ねて慣れない料理に挑戦。コンロに鍋をかけてパスタ麺を茹でていたところ、ジュワーと大きな音が…。ちょっと目を離したすきに吹きこぼれです。途中で火を弱めたせいで麺は上手く茹でられないし、ビシャビシャになったコンロの掃除も面倒。

そこで、吹きこぼれをおこさない茹で方はないものかといろいろと調べたところ、なんともユニークな鍋を発見。それがこの『くるくる鍋』です。

なにが“くるくる”なのか。使って見ればすぐにわかります。なんと、お湯を沸かすと渦が発生して、具材がくるくると回り始めるのです。麺を茹でているときの吹きこぼれは、沸騰した泡によっておこります。しかし、回転することで泡は中心に集まるので、吹きこぼれしにくいという理屈なのです。

しかも、吹きこぼれしにくいのは、くるくる鍋のもつメリットのひとつに過ぎません。泡と一緒にアクも中心に集まるので、アク取りも簡単になりますし、具材が回るので、かきまぜも不要。茹で加減に差が出ることもありません。ほかにも、効率よく全体に均等に熱が回るため調理時間も短縮され、ガス代の節約にもなります。

くるくると回る秘密は、取り外しができる内鍋の側面に刻まれた溝。普通の鍋は、熱せられたお湯は対流によって鍋の側面を垂直に上がるのですが、くるくる鍋は、側面の溝が上昇するお湯を強制的に斜めに誘導。すると、円を描く水流となり、渦になるのだとか。

ちなみに、製造元は東陽理化学研究所。Appleファンはピンときたかもしれません。iPadの鏡面加工で有名になったあの会社です。モノ好き男子なら、そんなウンチクにもテンションが上がってしまいそうです。

渦を巻いている様子は、動画サイトでも話題になり、米国など7カ国・地域でも販売計画が進んでいるとのこと。日本発の世界的なヒットになるかもしれませんよ。
(コージー林田)

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