過去の栄光に執着? 他人の目を気にしすぎ!?

断捨離できない物でわかる深層心理

2013.03.18 MON


断捨離ビギナーには『断捨離セラピー』(青春出版)がオススメ。yamashitahideko.comでもノウハウ紹介中 イラスト・腹肉ツヤ子
コスメなどの試供品、最近着なくなった服、雑誌の付録のポーチ、学生時代から持っているぬいぐるみ、友達にもらった海外旅行のおみやげ…。

使っているわけでもないのに捨てられず、押入れなどになんとなく溜まっている物、ありませんか? 実はそれがその人の深層心理を少なからず表しているんだとか。話を聞いたのは、『断捨離』(マガジンハウス)の著者、クラター(ガラクタ)コンサルタントのやましたひでこさん。物にどんなものが表れているんでしょうか?

「その人のコンプレックスのようなものだと思います。例えば、試供品を溜め込んでしまうのは、“どうせ私なんて”という『ついてない自分』のセルフイメージが影響しています。無料で手に入れた物(試供品)を持つことで、ラッキーな自分を確認したいのです。また人からもらった物を捨てられないのは、他人を気にしすぎている証拠。『捨てたらあの人がどう思うか』と他人を軸に考えてしまうから捨てられなくなるわけです。そして思い出の品を捨てられないのは『あの頃はよかった』という過去に執着しているから。物=あの頃、ではないのに」

そう言われると、思い当たるふしが…。

「服も『高かったから』『痩せたら着られるから』といった理由で捨てられないことがよくありますが、それは『(捨てたら)高い服を買えなくなるかも』『(捨てたら)痩せられないかも』といった不安があるんですよね。でも服に限らず、大事なのはそれが今の自分にとって必要か、快適か、ふさわしいかどうか、なんです」

断捨離は、そういった自分のコンプレックスと向き合い、物を絞り込んでいくトレーニングのようなもの。自分の中の何かを変えたいのなら、断捨離で自分を見つめ直してみるのもひとつの手かも。この春、一皮むけたい人にオススメです。

【アイテム別・断捨離の始め方(監修/やましたひでこさん)】
■ショップでもらった紙バッグ、かご、お菓子の缶など
容器系を溜めてしまうのは本能的なもの。総量規制をするのが一番。お気に入りの“一軍”のものだけと決めて、他は処分

■洋服、バッグ、アクセサリーなど
処分の基準は「今着たい、今使いたい」という気持ちになるかどうか。「いつか…」ではなく、捨てる後ろめたさを引き受ける勇気と覚悟、割り切りが必要!

■思い出の品、故人の形見の品など
自分を励まし、なごませてくれるプラスの要素を持った物なら残してもOK。ただしマイナスの要素を持つ物なら、処分するのがベター

(取材+文・衣山 泉)

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