“距離別料金”で短距離利用がお得に

首都高の新料金で利用形態に変化が!?

2013.03.21 THU


新路線の拡張等により渋滞が緩和しつつある首都高。インフラの整備に加えて、今回の距離別料金による短距離利用の実質値下げにより、首都高と一般道の選択の幅が広がり、交通の分散、円滑化が期待されている
ライターという仕事柄、年度末は確定申告で大忙し。領収書と格闘をしていると、ふと疑問が。「首都高の料金が変わっている…」。首都高といえば、普通車なら東京線700円、神奈川線600円、埼玉線400円の3料金圏に分かれた“均一料金”だったはず。しかし、領収書には500〜900円まで、さまざまな料金が記載されています。(大型車料金は普通車の2倍)

「あれ?いつ変わったんだっけ?」と調べたところ、3料金圏に分かれた“均一料金”は平成24年1月1日から廃止され、距離に応じて料金が決まる“距離別料金”に変更されたとのこと。そういえばニュースになっていたような…。ETCを使っていたので、しっかり料金を確認していませんでした。反省。

ということで、あらためて料金体系を詳しく確認したところ、ETCを利用すれば、普通車なら6kmまでは500円、その後、6kmごとに100円ずつ加算、24kmを超えると上限の900円になる5段階の料金体系が採用されているとのこと(現金もしくはETCカードを手渡しして支払う場合は、普通車なら一部の区間を除き900円)。

走行距離が12km以下ならば実質値下げ、近場でも気軽に首都高を使えるのは嬉しいかも。急いでいるときに、ワンコインで、あのイライラを解消できるなら、安いものです。

なにより助かるのは、東京線、神奈川線、埼玉線を乗り継いで利用するケース。例えば、横浜中華街でランチして、さいたまスーパーアリーナでコンサートを見たいというドライブコースの場合、従来の“均一料金”ならば、神奈川線600円+東京線700円+埼玉線400円=1700円もかかっていましたが、“距離別料金”なら900円。約半額で行けてしまいます。

もちろん、用賀から高島平に向かう場合(900円)など、以前の700円均一料金より高くなったケースもありますが、平成25年度内は7つの割引制度が適用中。上手く利用すれば、従来通りか実質値下げとなるケースも多いようです。

以前の印象を引きずり、「首都高は短い距離でも高い」と敬遠している人もいるかもしれませんが、どうやらそれは勘違いの様子。もしもまだ料金改定について認識していないようなら、そのお得さを実感するためにも、一度利用してみてはいかがでしょうか。

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