初めての「ひとり暮らし」ガイド

学生ひとり暮らし「苦情」TOP5

2013.03.27 WED

初めての「ひとり暮らし」ガイド


ゴミを指定のゴミ捨て場に捨てず、道端などに不法投棄する人も。放っておくと、カラスがゴミを撒き散らしたりするので、近隣住人に迷惑がかかります イラスト/牧野良幸

お隣さんとのトラブルに要注意!



高校卒業まであと少し。そろそろ春からの新生活に向けて動き始める時期ですね。これまで一軒家で気兼ねなく暮らしてきた人はイメージしにくいかもしれませんが、アパートやマンションなどの集合住宅での生活では、知らず知らずのうちに周りに迷惑をかけてしまいがち。とくに、初めてのひとり暮らしなら、大家さんやお隣さんとうまくやっていくためにも、どういったところにトラブルの種があるのかを知っておくといいかもしれません。

そこで、不動産仲介業を営む、渋谷都市開発の渋谷好幸さんに聞いてみました。

「最近は、迷惑だと思うことがあっても“注意をしたら何か仕返しされるかも…”、と自分からは言い出せない人が多いですね。また、注意されてもまったく意に介さない人もいます。どちらの場合も、当事者の一方は我慢を強いられているわけで、そんな時は、私たちが代わりに注意を促すこともあります。大家さんからの相談は絶えませんね」

おっと……。いきなり苦労されているご様子。では、具体的にどのような苦情が多いのでしょうか。渋谷さん監修のもと、TOP5をまとめてみました。
 
1位 夜中の音がうるさい
(音楽やTVの音量が大きい、飲み会をして騒いでいるなど)

2位 家賃を滞納する
(家賃の入金が遅延しがちになる)

3位 ゴミ出しがいい加減
(ゴミの分別ルールを守らないことによるトラブル。退去時にTVなどの大型家電をゴミ捨て場にそのまま放置していく悪質なケースも)

4位 住んでいないアパートの駐輪場に、自転車を勝手に停める
(駅に近いアパートなどに多いケース。本当にそのアパートに住んでいる人が自転車を停めるスペースがなくなってしまう)

5位 友だちに無断で鍵を貸してしまう
(当事者のいない部屋に友人が出入りしたり、勝手に合鍵を作って共有してしまう)

最も多いのは、やはり騒音問題。夜型になりがちな学生は、周囲の迷惑を顧みず、夜中に掃除・洗濯をして隣人からクレームを受けることも。壁一枚隔てて隣人が暮らしていることを普段から意識するようにしましょう。また、2位の家賃滞納も学生にはありがちな“迷惑行為”。お金を使い過ぎて、気がつけば家賃が払えない…なんて失敗は、身に覚えのある先輩たちも多いもの。しかし、期日までに家賃を払うのは最低限のルールです。大家さんから頻繁に家賃の催促を受ける…なんてことになったら、あなた自身の信用にもかかわります。

3位以下にあがっている項目も、基本的には「マナー違反・ルール違反」の類ばかり。学生だからといって甘えは禁物です。社会に出る前の第一歩として、〈TOP5〉であげたような行動をとらないよう、節度あるひとり暮らしをエンジョイしましょうね。

(齋藤 玲/清談社)

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