4月2日に新生歌舞伎座がオープン

初心者のための、歌舞伎の楽しみ方

2013.04.04 THU


写真/松竹株式会社
銀座・歌舞伎座が4月2日に新開場! 東銀座駅と直結したアクセスが便利になっただけでなく、地下鉄と通じる地下2階には、弁当や限定グッズなどが買える「木挽町広場」もオープンしたそう。また、歌舞伎座の5階には無料で入場できる屋上庭園や、歌舞伎の衣裳やメイクをして写真が撮れる体験写真館などができたんですって。

話題にのぼることが多いので、この機に歌舞伎を観てみたい、なんて思った人もいるのでは? とはいえ、伝統芸能である歌舞伎は、なんとなくハードルが高いもの。そこで、『召しませ、歌舞伎』(イースト・プレス)の著者であり、大の歌舞伎好きだと公言する、マンガ家・狩野真央さんに、初心者でも堪能できる歌舞伎の楽しみ方を聞いてみた。

「私見ですが、歌舞伎は俳優さんで観る演劇だと思います。テレビドラマや映画などで活躍されている歌舞伎俳優さんは多いので、そこから好きな俳優さんを見つけて、その方を生で見る! というミーハー感覚でいいと思います。歌舞伎について何も知らなくても、お目当ての方が生で見られるというだけで楽しめると思います」

歌舞伎で上演されるのは、江戸時代に創作された物語が中心。難解そうだけど、狩野さんいわく「愛憎ありお涙ありの物語は、いつの時代も変わらない普遍的な人間ドラマなので今観ても十分に楽しめる」そう。また、“イヤホンガイド”という、演目を同時解説してくれる機械を借りることがおすすめだとか。

「ストーリーの解説だけでなく、時代背景や当時の習慣などの話をしてくれます。有料ですが、借りることでより歌舞伎を面白く観られると思います」(同)

最後に、これから楽しめる演目でおすすめを教えて。

「こけら落とし公演の4~6月は、どれも面白い演目ばかりです。なかでも初心者にうってつけなのは、杮葺落六月大歌舞伎『助六由縁江戸桜』。演じるのは、中村福助さんや市川海老蔵さん。歌舞伎十八番のひとつで、華やかな衣裳は見応えがありますし、物語もわかりやすい。初めて見る方でも理解しやすい演目です」(同)

この機会に、日本の伝統芸能のひとつである歌舞伎で、大人としての教養を身に付けるのもいいかもしれませんね。
(取材・文/Pea Green 小竹あき)

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