R25世代の4割は、今から準備に前向き

エンディングノートに書きたいこと

2013.04.18 THU


『17歳のエンディングノート』。白血病に侵されたテッサは、少ない青春を謳歌する。4/27(土)より新宿武蔵野館ほか全国公開 (c)2012 Blueprint Pictures (Now) Limited, BBC and The British Film Institute. All Rights Reserved.
余命わずかな少女テッサが、死ぬまでにしたいTO DOリストを実行するうちに、人生の尊さに気づく映画『17歳のエンディングノート』。リストの内容は「有名人になる」や「セックス」など他愛のないものばかりだが、17歳の少女が抱く青春への憧れと無念の思いが伝わり、観る者の胸に迫る。

とはいえエンディングノートなんて言われても20代にはピンとこないだろう…と思いきや、最近はそうでないようだ。編集部が25~34歳の男性200人に調査したところ、81人(40.5%)もの人が「今のうちにエンディングノートを書いておきたい」と回答。書き込む内容を上位3つ選んでもらったところ、「家族へのメッセージ」(58.0%)、「貯金、ローン、保険などの資産および相続方法に関する情報」(53.1%)、「死んだ時に一報入れてほしい相手の連絡先」(34.6%)と続いた。家族への感謝とともに、葬儀やお金のことで遺された家族が困らないように、という責任感がうかがえる。

ちなみにエンディングノートに興味を持ったきっかけの上位2つは「震災を経験して」(34.6%)、「親族や知人の不幸に直面して」(28.4%)。身近な出来事をきっかけに、不測の事態に備える必要を感じる人が多いようだ。

こうした関心の高まりを受けてか、若い世代を含む幅広い層に向けたエンディングノートも登場。コクヨの「もしもの時に役立つノート」はクレジットカードや電子マネー、ペット、デジタルデータなどの項目を盛り込み、CD-Rを保存できるディスク・ケースも付いている。一方、ケアチームジャパンの「エンディングノート国際版」は、日本語・英語を対訳記載する方式で、多様な家族関係が進む国際化に対応する。

エンディングノートを書くことで、逆に生きることに前向きになれたという意見もある。“自分情報を整理する備忘録”として、向き合ってみるのもいいかもしれない。
(足立美由紀)


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト