合掌礼拝、掃除、撮影も

墓参り代行の副業 人気殺到?

2013.05.06 MON


合掌礼拝は、やはり、遺族がやるからこそ意味があるという声も多く、業者によっては、合掌礼拝は行わないと宣言しているところも hs6 / PIXTA(pixta.jp)
給与はなかなか上がらない。年収が上がる転職先なんてなかなか見つかるものでもない。そうして、新たな収入を手にすべく副業を考えるビジネスマンも少なくないようで、特に「墓参り代行業」が副業希望者の間で人気らしい。

墓参り代行業とは、その字が表す通り、遺族に代わって墓参りを行うというもの。「高齢のため、お墓が遠方で足を運べない人」や「忙しくて年末年始くらいしか帰郷できない人」、また、「自分で行くことはできない、かといって他の親戚には迷惑をかけられない人」、そうした人たちが実は増えているのだ。

試しにネット上でお墓参り代行を検索してみると、たくさんのお墓参り代行業者がヒットする。その業務範囲は各業者によって様々だが、墓地周囲の草むしりや掃除、彫刻部分のほこり取り、経年変化により墓石にこびりついてしまった石灰質の除去などが中心。その他、遺族が自宅に居ながらにしてパソコンから確認できるように、墓の様子の撮影を行う業者もあり、遺族の代わりに線香をあげる合掌礼拝だけではなくその業務は幅広い。遺族が業者に支払う金額は、約1万~2万円と代行内容に合わせてやや幅がある。

さて、実際どんな流れなのだろうか? また、代行を行うことで、いくらぐらい報酬がもらえるのか?数件取材を試みるもすべて断られるという始末…。参考までにネット上で支払われる金額の相場をいくつか調べてみると、代行をすることによって業者から支払われる相場は1基当たり5000円~1万円程度のようだ。

もちろん、墓参りとは本来、祖先を敬う気持ちを込めて当事者が行うべきという考え方が一般的だろう。だが、前述のように何らかの理由によって墓参りができない人にとって「お墓の掃除だけでもしてもらえたら…」という思いは必ずしも責められるような話ではない。「副業」というと抵抗感を抱く人もいるだろうが、「お掃除代行」と考えればこうした副業もアリなのかもしれない。

※この記事は2012年5月に取材・掲載した記事です

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