超低金利の今は借り換え時?

住宅ローンのお得な借り換えテク

2013.05.06 MON


カシス / PIXTA(pixta.jp)
住宅ローンの低金利が続いている。都市銀行の代表的な変動金利は軒並み2.5%を下回り、今が「底」とみる専門家も多い。金利底打ちのきっかけとなったリーマンショック以降、よく耳にするのが「住宅ローンの借り換え」というキーワードだ。上手に活用すれば、住宅ローンの返済額を大幅に減らすことができるという。

「金利が高い時に住宅ローンを組んだり、段階金利で金利がアップし毎月の負担に苦しむ人は低金利の住宅ローンに借り換えることで、毎月の返済額と総返済額を大幅にカットできる可能性があります」(ファイナンシャルプランナー・海宝賢一郎さん)

海宝さんによれば、担保割れや延滞がなく、収入などの返済条件をクリアしてれば、住宅ローンの借り換えはそれほど難しいことではないようだ。では、借り換えによるメリットが大きいのはどういったケースなのか?

「一般論としての目安は、現在借りているローンの残高が1000万円以上、返済期間が10年以上残っている人で、借り換えた場合の金利差が1%以上あること。この条件に当てはまる人は、借り換えのメリットを十分に受けられると思います。また、ローンは数百万円しか残っていなくても、金利差が2%以上あったり、ローンの返済期間が15年以上残っている場合などは、3つの条件をすべて満たしていなくても負担額が減る可能性があります」

とはいえ、借り換え後は変動金利にする人が多いため、将来的な金利上昇も視野に入れたうえで検討する必要があるという。また、借り換えの際には各種手数料や保証料などのコストがかかることも考慮した上で判断することが必要だ。

「具体的な費用としては、印紙税、抵当権抹消費用、抵当権設定費用、司法書士手数料、保証料、火災保険料、事務手数料などがあります。例えば1000万円の融資を受けた場合の諸経費は20万~30万円程度。ただし、金融機関によって差がありますので、ローン金利だけでなく諸経費を含めた金額で有利な金融機関を選ぶことが重要です」

このタイミングでの借り換えが、将来的に大きな金額の差に表れる可能性も。せっかくの低金利時代、検討の価値は十分にありそうだ。
(榎並紀行)

※この記事は2011年10月に取材・掲載した記事です

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