元祖クールビズはこのネクタイだった

節電で「ループタイ」が流行の予感

2013.06.13 THU


人気とはいえ、まだまだビジネスシーンでは見かけない。まずは休日のファッションに取り入れて、夏のアクセントにしてみては? 写真提供/GettyImages
昨年に続き、節電が課題となりそうな今年の夏。室温28℃のオフィスで働く身としては、「涼しく快適」は大前提。もうひとつ欲をいえば「オシャレ」に夏を乗り切りたいものですよね。

そこでちょっと気になるのがループタイ。なんとなく「年配の人が身に着けてそう」というイメージがあるアイテムですが、実はコレが最近ひそかに人気の様子なんです。たしかに、昨年放送された連続ドラマ『鈴木先生』では、主役の長谷川博己さんがループタイを身に着けていましたし、街中でもファッションに取り入れるオシャレさんの姿もちらほら見かけます。

調べてみたところ、そもそもループタイが日本で普及したのは、1970年代のこと。オイルショックの影響で生まれた「省エネルック」ムーブメントの折、略式タイとして注目されたのがきっかけだったのだとか。なんと! 気になるループタイは、元祖「クールビズ」的アイテムだったというわけなんです。

では、今年のクールビズに、ループタイを取り入れてもオッケー?

「たしかに一昨年ほど前から、レディースを中心にループタイが再注目されています。ただ、『略式タイ』として注目された省エネルック時代とは違って、現在のループタイには『アクセサリー』としての意味合いが強いですね。クリエイティブ系やデザイン系など、ビジネスシーンでのアクセサリー使いが許される一部の業種以外では、避けた方が無難かもしれませんね」とは個人向けファッションコーディネートサービスを提供する「ライフブランディング」の代表・吉田泰則氏。

現在のループタイは、いわばウェスタンアクセサリーの一種なのだと同氏は言う。たしかに、細い紐状のネクタイにシルバーやターコイズの留め具が付いたループタイは、どこかワイルドな雰囲気。うっかり会社に着けて行こうものなら、上司に白い目で見られそうな気もしますよね。

では、どんなネクタイがクールビズにおすすめですか?

「まず注目したいのが、ネクタイの素材。ネクタイはシルク100%が主流ですが、綿や麻、あるいは綿麻混紡のネクタイなら涼しげな印象です。綿や麻素材のジャケットに合わせるのがおすすめですね。もうひとつがニットタイ。一般的なネクタイは織物ですが、ニットタイはその名の通り編み物でカジュアル度もアップします。こちらも爽やかな印象に仕上がりますよ」

そろそろ始まる「クールビズ」の夏。気になるループタイを取り入れるなら、週末のオシャレアイテムとして。ビジネスシーンには、爽やかな雰囲気の麻タイやニットタイをチョイスするのが賢明なんですね!
(吉原 徹/サグレス)

※この記事は2012年6月に取材・掲載した記事です

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