40代がピンチ? 旅行の話が効果的?

幸せな夫婦になる方法2012

2013.06.26 WED


いくつになっても、夫婦の会話が、円満の秘訣のようだ
結婚は人生の一大イベント。せっかく夫婦になるのなら「末永くお幸せ」な関係を築いていきたいものだ。とはいえ、3組に1組が離婚するともいわれるこの時代。奥さんに愛想を尽かされずに幸せな夫婦関係を築いていくことは、わりと重要な人生スキルだろう。

そこで役立ちそうなのが、「リクルートブライダル総研」が今年6月に発表した「夫婦関係調査2012」。この調査では、全国の20代~60代の既婚者2000人を対象に、夫婦関係の満足度や東日本震災後の気持ちの変化、夫婦満足度が高い人の生活の傾向などを調査している。

たとえば、既婚者の夫婦関係の満足度について。同調査によると、既婚者全体の73.1%もの人々が、夫婦関係に満足しているとのこと。おっ、7割以上も! と思いきや、この満足度には世代ごとに差があるようだ。世代別の夫婦関係満足度を見ていくと、20代82.3%→30代75.3%→40代66.5%→50代67.8%→60代73.8%。夫婦関係の満足度は、20代から少しずつ下がっていって40代がボトム。その後は少しずつ上昇していくことがわかった。

また、東日本大震災後の夫婦関係や気持ちの変化についての調査では、夫婦関係についてポジティブな思いを持つ既婚者が多数だった。特に「独身ではなく、結婚していてよかったと思った」人の割合は、男性62.1%、女性67.0%と男女ともに半数を大きく上回った。

一方、男女間での意識の差が目立った項目もある。たとえば、震災後に「やりたいことをやっておこうと思った」人の割合は、男性38.2%に対し、女性50.6%。「子供を作ろうと思った」人の割合は男性25.7%に対し、女性21.2%。夫は「家族」へ意識が向いたが、妻は、趣味など自分がやり残したことへ意識が向いたようだ。

また、社会環境が大きく変わるなかで、コミュニケーションの変化についても、夫婦で捉え方が異なるようだ。男性は「よく会話する」(+4.4pt)、「自分の考えや悩みについてもよく話している」(+1pt)など、ほとんどの項目について、昨年調査よりも「そう思う」と答えた割合が増加。一方、女性は「よく会話する」(-5.4pt)、「自分の考えや悩みについてもよく話している」(-5.4pt)をはじめ、コミュニケーションに関するすべての項目について昨年調査よりも「そう思う」と答えた割合が減少した。妻は夫ほど互いの会話量・質ともに評価していないようだ。

もうひとつ注目したいのが、夫婦間で交わされる「将来についての会話」だ。同調査では、夫婦関係に満足している人とそうでない人を比較した場合、前者の方がより多く「将来についての会話」を交わしていることが判明した。特に旅行や定年後の生活について会話が顕著で「大きな国内旅行の計画について」会話をしている男性既婚者の割合は、夫婦関係満足組の73.4%に対して、非満足組は42.7%。「老後(定年後)の生活や趣味について」会話をしている女性既婚者の割合は、満足組67.6%、非満足組35.0%と、いずれも大きな開きが見られた。

というわけで、「夫婦関係調査2012」に学ぶ“幸せな夫婦”になるコツは「奥さんが趣味に没頭できる時間を確保し会話をふやしつつ、さらに旅行や老後についてたくさん会話すること」。う~ん。簡単と思うか否かは、あなた次第。
(吉原 徹/サグレス)

※この記事は2012年6月に取材・掲載した記事です

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト