単純? いやいや、実は奥深い

究極の卵かけご飯を探してきた!

2013.07.09 TUE


ほかほかのご飯に卵を落として、しょう油をひとかけ。たったそれだけの簡単なレシピなのに、どうして卵かけご飯ってあんなにおいしいのでしょう。自分で作ってもあれだけおいしいわけですから、プロが作った卵かけご飯は、さぞおいしいに違いない! ということで、こだわりのある“お店の卵かけご飯”を探しに出かけました。

まず1食めは、「鐵玄 肉匠(てつげん にくしょう) 渋谷店」の、その名も「究極の釜炊き卵かけご飯定食」(1000円)。本来は肉料理がメインのお店ですが、昼は干物やしじみ汁がセットになった定食として、夜はシメ料理として提供しているこの卵かけご飯が、各メディアでも取り上げられるほど人気なのだそう。名前の通り、釜で炊き上げられたコシヒカリのご飯がポイント。ふっくらと炊きあがったご飯に、奥久慈軍鶏の濃厚な卵が絡まって、B級グルメ感の強い卵かけご飯を、贅沢気分で味わえます。

2食めは、銀座にある「煙事(えんじ) 銀座」。こちらは燻製料理もいただけるバーです。卵かけご飯と燻製という異色の組み合わせを可能にしたのが、店のオリジナル燻製調味料たち。「たまごかけごはん」(800円)と一緒に渡される「たまごかけごはん 燻製調味料 3段活用」(食べ説)に従って食べ進めてみます。まずは、ご飯に卵を落とし、卓上にある「燻製しょう油」をひとかけ。塩味はやわらかめながら、燻製独特の香りが口から鼻へ抜け、卵かけご飯に深みを与えてくれます。少し食べ進めたら、次は「燻製オリーブオイル」をさっとひとかけ。すると、コクとまろやかさがプラスされ、とてもリッチな味わいに。最後に「白胡麻の燻製」と「燻製の黒胡椒」を振りかけていただきました。1食でいろいろな味わいを楽しめる「たまごかけご飯」は昼のみのメニュー。現在、店舗は一旦お休みし、2月にリニューアルオープン予定です。


3食めは三軒茶屋にある「日南市じとっこ組合 三軒茶屋店」へ。ここでは裏メニューとして2種類の卵かけご飯が用意されています。ひとつはかつおぶしと、ダシに近い味わいの土佐醤油をかけていただくベーシックな「卵かけご飯」(350円)。これももちろんおいしいですが、何といってももうひとつの新裏メニュー「綾部スペシャル」(300円)こそ注目したい新感覚の卵かけご飯! まずは、もも肉、胸身、皮を炭火で焼いた看板メニュー「じとっこ焼き」(中:1280円)を注文します。それを半分食べ終えたところで、卵と刻みネギ、ご飯を加え、炭火焼きの肉と旨みたっぷりの油分とを和えていただきます。これはもはや、卵かけご飯の概念を越えたニュータイプの卵かけご飯! でも、食欲旺盛なR25世代にはピッタリといえそうです。

いずれのお店に聞いても、卵かけご飯を好きな年代に偏りはないそうです。老若男女、皆に愛される、それが卵かけご飯の魅力ですよね。高級フレンチやおしゃれイタリアンもいいですが、たまには彼女と、卵かけご飯デートなんていかがでしょう?
(内藤香苗/クレッシェント)

※この記事は2011年に取材、掲載した記事です

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