ルンバ、スマーボに続き、ダイソンからも発売のウワサ

ロボ掃除機 各社機能で差別化

2013.07.02 TUE


ルンバのヒットを受けて、国内の「ロボット掃除機」商戦が盛り上がりを見せている。10月1日には東芝ホームアプライアンスがスマートロボットクリーナー「Smarbo(スマーボ)VC-RB100」を発売。第一人者であるアイロボット社もルンバの最新機種「700シリーズ」を10月7日から発売している。

ほかにも各社から様々な商品が登場し価格も様々だが、それぞれどのような特徴があるのか? 家電コンシェルジュの神原サリーさんに聞いてみた。

「機能が充実しているのはやはり『ルンバ』と『スマーボ』。上位機種の価格はスマーボが9万円前後、ルンバが7万円前後とロボット掃除機の中では最も高額になっています。両者にはそれぞれ得手・不得手がありますので、それらを加味したうえで選ぶといいでしょう。大きく異なるのは動き方です。同じところを何度も往復し、角度を変えて念入りにゴミを除去するルンバに対し、スマーボは部屋の隅から順番に掃除していきます」

なんでも狭い範囲を集中的に掃除するにはスマーボ、広い範囲をまんべんなく掃除するにはルンバに分があるそうだ。また、静音性はルンバ、スマーボともに50db台とデータの上では互角だが、体感的にはスマーボの方が静か。バッテリーはルンバが半年ほど寿命が長く、充電時間はスマーボの方が1時間短くて済む。

「そのほか、ダストボックスやフィルターが水洗いできる点など、スマーボにあってルンバにない機能もいくつかあります。その分スマーボの方がややお値段が高めになっていますので、こうした付帯機能に価値を感じるかどうかが選ぶポイントになるでしょうね。ただ、現況モデルではロボット掃除機の先駆者ともいえるルンバの方が総合的な満足度が高いかもしれません」

これら2機種以外にも、機能を簡略化し価格を抑えたロボット掃除機が多数存在するが、それらの使い心地はどうなのか?

「2万~4万円程度の価格帯では、『FALTIMA(ファルティマ)031』『LAQULITO(ラクリート)』などはわりと使える方だと思います。ただ、どれもゴミを検知するセンサーがついておらず、単にランダムに動きまわってゴミを吸い込むタイプなので、どうしても取りこぼしが出てしまいます」

どうやら現在のところはルンバとスマーボが頭ひとつリードしている模様。そんななか、サイクロン掃除機のダイソンが近々ロボット掃除機を発売するというウワサもある。ますます熾烈を極める各社の争い。さらなる性能アップに期待したい。
(榎並紀行)

※この記事は2011年11月に取材・掲載した記事です

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