30代以上男性の自覚症状 第1位

ビジネスマンの職業病?腰痛予防法

2013.07.04 THU


適度な運動や場所を変えた休憩のほか、人から「ありがとう」と言われるなど、ご褒美を得ることでも「淡蒼球」は刺激されるという イラスト/アキワシンヤ
厚生労働省の「平成22年 国民生活基礎調査」によると、30代以上の男性が自覚している症状で「腰痛」が1位に。同年の「業務上疾病発生状況等調査」では、休業4日以上の業務上疾病のうち61.2%を腰痛が占める。なぜこんなに腰痛は多いのか?

「同じ姿勢で居続けるデスクワークの影響は大きいと思います。人間の頭は平均5~6kgあり、前屈みになると通常の3倍の負担が首や肩にかかります。さらに、職場で小言を言われたときや残業中は精神的ストレスがかかり、体が強張ります。その状態が続くと力が分散できず、体が動かしづらくなるため、腰も凝り固まってしまうのです」

そう教えてくれたのは、いぎカイロプラクティックの井木寿先生。肉体的負担だけでなくストレスも影響するとは…。厚労省の調査では、30代から腰痛有訴者が増え始めているが、どんな症状が多いのだろう?

「様々な症状の人がいるので一概には言えませんが、腰の一部に痛みや重みを感じる人が多いですね。深夜に痛みが生じたり下肢がしびれたりする場合は、内臓関連の病気の恐れがあります。自覚症状のある方は、病院で診察を受けた方がいいでしょう」

腰痛を引き起こさないための予防法は?

「体の緊張を解くことが重要です。そのためには、体をリラックス状態に導く『淡蒼球』という脳の一部に刺激を与える必要があります。ポイントは『運動すること』と『いつもと違う行動をすること』。たとえばジョギングする場合は、毎回コースを変えて走った方が体がリラックスしやすくなります。運動する時間がなければ、デスクワークの合間に軽いストレッチを行うのもいいでしょう。休憩時間はデスクを離れ、普段と違う環境で過ごすことでもリラックスできます」

つまり、強張った体を解きほぐすことが大切ということ。なるべくこまめに体を動かすよう心がけよう。
(有竹亮介/verb)


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