10万円のステーキは年間わずか3頭

舌で溶ける幻の大田原牛を実食

2013.07.11 THU

肉、肉、肉。肉が食いたい。R25読者ならば肉、好きでしょう?美味しいビフテキ(死語)食べたいでしょう?てわけで、みなさんを勝手に代表し、肉好き界隈で話題沸騰中の「幻の大田原牛」を自腹で食べてきました。

大田原牛といえば、200gで10万円を超えるメニューもあるという超高級和牛。10万円のお肉とはいったいどんなものなのか。麻布十番に店を構える、「大田原 牛超」の岡野嘉樹オーナーに話を聞いた。

「みなさん勘違いをされていますが、いま大田原牛は、松阪牛や米沢牛のような産地ブランド肉ではありません。大田原牛の条件は2つ。まず日本食肉格付協会が設定する、15段階の肉質ランクの頂点『A5』を取得していること。そして、そのA5の中でも、霜降りの度合いを12段階にわけた基準のBMSが10以上であること、です。栃木県大田原市産でなくとも、この条件をクリアしていれば大田原牛と呼んでいます」

つまり日本中から選び抜かれた最高峰の霜降り牛が「大田原牛」? 今までご当地ビーフだと思ってましたよ。ちなみに10万円ステーキ用の牛が見つかるのは、国内年間生産約100万頭の中の、さらにBMS12の中の、たった3頭程度なのだとか。

ともかく実食。まずは調理前の生肉を少しだけいただく。口に入った瞬間、あま~い香りとともに溶けちゃいました。なんでも、脂肪融点が19℃なので舌の上どころか常温で溶けてしまうのだとか。レアで焼くと味わいはさらに奥深く、これまで食べていた牛肉はなんだったのか? 肉なのに味わいがフルーティ。口の中に広がるさらさらの不飽和脂肪酸。しゃべると旨みが逃げそうなので黙々と味わいます。ああ、舌はおろか、脳みそまでとろけちゃう…

オレには関係ないやと思ったあなた。「牛超」の客層は20~30代が中心で、ボーナスや記念日に来店するカップルも珍しくないのだそうですよ。ホワイトデーのお返しはホワイトだけに、サシがたっぷりの大田原牛はいかがっすか。

※この記事は2006年2月に取材・掲載した記事です

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