世は不況でも食は高級志向

超高級化した日常グルメの味は?

2013.07.05 FRI


撮影/大屋美和
最近、R25男子にとって身近な食べ物が、破格の値段で登場してるのをご存じ? 某老舗肉屋さんの牛丼1575円なんてまだかわいい方。高級喫茶店には1万円超のカレーが出現し、有名ホテルのレストランではハンバーガーが1万3000円! 不況の今、なぜこんな値段に!?『美食の王様 ベスト200皿』の著者・来栖けいさんに聞きました。

「低価格のものがあふれている昨今、あえて高級食材を使ってインパクトや話題性で勝負する店が増えたんです。一方で、コストがかかっても、こだわり抜いた材料や製造工程を追求する本物志向の店も登場しています。『いい物は高くても買う』意識が年々消費者に浸透しているからでしょう」

確かに、値段に見合う味ならたまにはいいかも! 来栖さん推薦のお店とは?

「荻窪『トマト』の和牛ビーフたんシチュー(3990円)や『神田ルー・ド・メール』のビーフオムライス(3000円)はオススメです。それから『Mi Cafeto』のコーヒーと『ルセット』の食パン。値段は高いですが味わってみるとその価値が十分わかります」

ということで、コーヒー豆専門店「Mi Cafeto」を訪問! オーナーに話を聞くと、「厳選した農園の完熟豆だけを手摘みで収穫し、室温を18度に保った世界初のコーヒーセラーで保管する」など、すべての工程で究極を追求。そのお値段200g1万500円(通常の約10倍!)。お味は酸味があってクリア。飲みごたえはあるのにイヤな苦みが残らない!

続いて「ルセット」。こちらの食パンは、1.5斤(長さ18cm)2200円。お店の方に聞くと「ネット販売のみで1カ月前に予約を開始し、3日で完売する」という人気。手でちぎるともっちり! 噛むほどに小麦粉の味が広がる~。良質な天然素材と約20時間もの発酵が味の決め手だそう。

なじみ深い食べ物だからこそ、違いが分かって感激も大。日常グルメでちょいリッチ、ありかもよ?

※この記事は2012年01月に取材・掲載した記事です

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