漬けダレがじゅわ~~っとうまい

本場の味付きジンギスカン銀座上陸

2013.07.07 SUN


北海道では長い人気を誇るジンギスカン専門店「松尾ジンギスカン」。「北海道で食べたことがある」「お取り寄せしたことがある」と、関東でもご存じの方が多いかもしれません。その「松尾ジンギスカン」の道外初出店となる「まつじん」が、昨年11月に銀座にオープン。

ジンギスカンといえば、約5年前に中目黒を基点にブームが到来し、若い世代にもおなじみになりましたよね。しかし、そのブームがおさまったこのタイミングに、敢えて出店されたわけは?

「北海道では、ジンギスカンは本当にポピュラーな料理。だからこそ、一過性のブームに乗るのではなく、北海道外でも親しまれる料理の一種として、これからはきちんと浸透させたいんです」(株式会社マツオ 常務取締役 歌原さん)

「松尾ジンギスカン」の人気の秘密は、その食べ方にあり。多くのジンギスカン店では、肉を焼いた後にタレにつける“漬けダレ”スタイルを採用していますが、「松尾ジンギスカン」は焼く前に独自のタレに漬け込む“味つき”スタイル。

「ジンギスカンは独特の臭いがあるので、苦手意識を持つ人も多いでしょう。ですから、多くの店ではにんにくを主としたニオイや味の強いものを漬けダレに使用します。しかし、我々が使用するのは、地元名産の玉ねぎやりんごを主原料に、十数種類の調味料やスパイスを加えた独自のモミダレ。ジンギスカン本来の旨みをすべて消してしまわないよう、改良を重ねました」(同氏)

さっそくいただいてみると…、たしかに、タレの味がジンギスカンの独特の味わいと上手に共存し、そのうえ引き立てている!

「さらに、タレに漬け込んだ肉を焼くことで、肉汁とタレが混ざり合いながら、ジンギスカン鍋の淵へ落ちていきます。これをムダにする手はない! ということで、われわれは、肉を焼いた後に、鍋料理のようにうどんを入れて楽しむメニューもご用意。これは、味つきスタイルならではの楽しみ方ではないでしょうか」(同氏)

本来、ジンギスカンは、焼肉よりヘルシーといわれ、ダイエット食としても注目されました。また、価格も比較的リーズナブル。ただ、ネックだったのはあの独特の臭いだったわけで…。それが解消されれば、ブームではなく、もっとスタンダードな料理になる可能性は大きそう。

北海道では、ジンギスカンパーティ、略して“ジンパ”が一般的に行われているのだとか。今後は全国でこのジンパを広めるのが「松尾ジンギスカン」の野望。だけど、一度食べてみたら、それも遠い未来の話ではないと確信できるかも。
(内藤香苗/クレッシェント)

※この記事は2011年08月に取材・掲載した記事です

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