1番人気は、「大翔」「蓮」「陽菜」「結愛」

“キラキラネーム”は増えている?

2013.07.10 WED


Yahoo!知恵袋に寄せられた「私の名前は、キラキラネームです」という高2女子の相談には、1000件以上の投稿が寄せられた ナカムラタケシ / PIXTA(pixta.jp)
2000年代前半から目立つようになってきたキラキラネーム。しかし、実際のところキラキラネームはそんなに多いのだろうか? 明治安田生命保険が加入者を対象に毎年行っている、子どもの名前ランキングの調査を過去5年振り返り、子どもたちの名前の傾向を調べてみよう。

まず2011年の1位は、男の子が『大翔』(5年連続)と『蓮』、女の子が『陽菜』と『結愛』となった。

『大翔』は、5年連続男の子1位で、ヒロト、ハルト、ヤマトなどの読みが多かった。また、他の漢字でも『翔』『人』『斗』などを使った『◯◯ト』という読みが人気で、全体の19.5%を占めた。ちなみに、読み方1位の『ハルト』は、『喜翔』『日豊』『遙音』などの漢字も多く使われていた。この漢字から『ハルト』と読める人はなかなかいないだろう。そういう意味では一種のキラキラネームと言っても良いのかもしれない。
さらに、読み方ランキングで変わったところでは、『カイト』『タイガ』『ヒナタ』『エイト』『トワ』などが50位に入っている。

女の子は、1位の『結愛』を筆頭に、東日本大震災を受けて絆や愛を意識した『結』『愛』『希』といった漢字を使った名前がトップに目立った。最も人気の漢字も、過去6年トップだった『美』から『愛』に交代となった。読み方は、男の子よりも難しいものが多く、10位の『カノン』(花音、琴音、桜花音、花乃夢)、14位の『ココナ』(心中、琥光愛、恋恋凪)、22位の『ルナ』(月、月姫、愛姫、満月)などが目立つ。このあたりをキラキラネームと考えると、確かにキラキラネームは多いのかもしれない。また、『マナ』や『ノゾミ』などその年にブームとなったタレントの名前が増えるのは昔ながらの特徴だ。

過去の子どもの名前ランキングを振り返ると、上位に大きな変化はない。男の子は『翔』の文字が、10年以上前から上位に登場している。女の子は10年続いた『さくら』『ひなた』などのひらがなの名前が上位から消え、『結』など漢字に意味を込めた名前が増えている。

ともあれ気になるのは、キラキラネームをつけられた子どもの将来。つい先日も、Yahoo!知恵袋に投稿された「私の名前は、キラキラネームです」という高2女子の悩みが大きな話題になった。我が子への愛情がほとぼしった結果かもしれないが、重荷に感じる子もいるだろう。「もしも自分の名前が○○だったら…」。ちょっと思いを巡らせてから名付けると良いのかもしれない。
(佐伯 望)

※この記事は2012年7月に取材・掲載した記事です

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