「格安物件」サイトが登場!

都内家賃5万円以下の部屋って?

2013.07.23 TUE


「敷金&礼金ゼロ物件」や「シェアハウス」など、条件別の特集も充実している「家賃5万以下ドットコム」。メインユーザーはまさにR25世代の社会人だそうだ。
東京23区のバス・トイレ付きの部屋で、家賃が5万円以下――そんな格安物件を紹介するウェブサイト、その名もズバリ「家賃5万以下ドットコム」が話題になっている。同サイトに掲載されている物件だけで3000件以上、ストックは1万件以上あるというのだから驚き。都内を中心にこんなに安い物件があるなんて、これも不況の影響なの?

「格安の物件自体は、以前からたくさんありました。けれど、こうした物件は仲介手数料も少額になってしまうので、街の不動産屋さんたちがあまり紹介したがらなかったんです。『家賃5万以下ドットコム』は、不況のあおりを受けて苦労している20~30代のために、格安物件を掘り起こして住まいの選択肢を広げたいという思いから立ち上げました」

そう語るのは、同サイトを運営するエイパワーホームの吉岡憲史社長。7月9日現在、地価の高い港区に4件(最寄り駅は広尾や麻布十番!)、何かとアクセスのいい渋谷区には18件、新宿区では51件の「5万円以下物件」が紹介されている。やはりワンルームや1K、シェアハウスがメインのようだが、「風呂なし物件は紹介しない」というサイトのポリシー上、住み心地を重視したお得な物件が多そうだ。

それにしても、山手線圏内にも5万円以下の物件がゴロゴロあるなんて…。後学のために、掘り出しものの格安物件を探すコツを教えてもらえませんか?

「不動産の家賃は、実際の利便性よりエリアの人気度に左右される部分が大きいんです。そのため、“便利だけど、人気が低いエリア”には掘り出しものが多い。当サイトに掲載されている物件だと、都内では井の頭線・京王線・西武新宿線沿線に“掘り出しもの物件”が目立ちますね。特に、久我山や永福町(ともに杉並区/井の頭線)は、物件の数も多く、質も高いですね」

余談だが、「家賃交渉は絶対にすべき」と吉岡さん。2000円くらいなら値下げしてくれることが多いとか。逆に、全く交渉の余地がない物件はオーナーが融通の利かない人であるケースが少なくなく、後々の“住み心地”にも関係してくるそうだ。

ちなみに、過去に「家賃5万以下ドットコム」に掲載されたものでは、人気の三軒茶屋駅から徒歩11分で19.50平米、2階の角部屋、バス・トイレ別、パソコン無料レンタルまで付いて家賃5万円の「奇跡物件」(吉岡さん)も。すぐに引っ越す予定はなくても、「路線/賃料/間取り/駅徒歩」など、条件を指定して物件を調べてみると、けっこう面白いですよ。
(西田友紀/blueprint)

※この記事は2012年7月に取材・掲載した記事です

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