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年収1000万円以上は独身志向!?

2013.07.23 TUE


画像提供元/YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)
2、30歳代の男性では、年収1000万円以上になると既婚率が下がることが、国土交通省が先日発表した「国土交通白書」で明らかになった。また、女性でも同様の傾向が見られた。年収1000万円未満までの階層では既婚率が上がる傾向にある。

同白書によると、未婚率そのものは、1970年代後半から上昇し、2010年時点で、20代後半男性で71.8%、30〜34歳で47.3%、35〜39歳で35.6%、女性の25〜29歳で60.3%、30〜34歳で34.5%、35〜39歳で23.1%となっている。

50歳時点で一度も結婚をしたことのない者の割合を示す生涯未婚率も上昇傾向。特に90年代以降に大きく上昇し、2010年時点で男性は20.1%、女性は10.6%となった。今後更に上昇するものと考えられ、2030年には男性でおよそ27.6%と3.6人に1人が、女性で18.8%とおよそ5.3人に1人が生涯未婚と見込まれている。

男性20、30代の婚姻状況は次のとおりとなる。

         既婚  交際経験なし

1000万円以上    27.9%  2.3%
800~1000万円   44.0%  10.0%
600~800万円    35.1%  11.3%
500~600万円    36.3%   9.7%
400~500万円    32.1%  10.3%
100万円未満     1.3%  38.8%
収入なし       2.8%  55.9%

年収が800万円までのレベルでは既婚率が高くなる傾向にある。しかし、1000万円以上になると逆に27.9%に下がる。ちなみに女性の場合でも同じような傾向が見られ、500~600万円の既婚率26.0%に対して、600~800万円は15.4%に下がる。

 国交省は「結婚による追加的な経済的メリットを感じにくいことなどが理由と考えられる」としている。

また、1000万円以上になると、交際経験なしが2.3%と極端に低くなり、経済メリットを生かしているようにも見える。交際経験は既婚率とは違って、年収にほぼ比例しているようだ。

年収1000万円台のマスコミ関係者Aさん(30代)は婚約はしたが結婚にいたらなかった経験を持つ。現在も独身だが「一回話が潰れてから、結婚する気はもうなくなった。時間もお金も自由になるし、食べるものも外食で何とかなる。特に生活には困ることもないし、家族や子供が欲しいとは思わなくなった。困ることがあるとするならば、性欲くらい」という。

家庭を維持するために必要なお金と時間を自分のために自由に使うためには、良い選択肢とも言えなくはない。Aさんは、給料にもあまり手をつけておらず、将来的には定年を前に早期に会社を辞めて悠々自適な生活を送りたいのだという。

年収が多いほど、ライフスタイルが自由になる、というまさに当然の結果が調査で改めて明らかになっている。

記事提供元/YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)

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