PCに頼り切ってない?

麒麟、盥…難読漢字を覚えるコツ

2013.08.02 FRI


このように漢字の覚え方はいろいろ。合コン用の小ネタとして、意外と活躍するかも!?
今年の6月、文化審議会は29年ぶりに常用漢字の見直しを行った。パソコンなどで漢字の変換がカンタンになったため、難しいけどよく使われる漢字も採用されたようだ。とはいえ、大のおとなが常用漢字表にある漢字を書けないというのも格好がつかない。そこでネットを見ていると、「鬱」という漢字を「リンカーン(林、缶)は(ワ)、アメリカン(※)コーヒー(凵、ヒ)を三杯(彡)飲む」と覚える、なんて方法が! ほかにも覚えやすい方法、ないですかね? 漢字教育に関わっている、石井式国語教育研究会の浜留実さん、教えてください! 

「『盥(たらい)』という字の覚え方を紹介しましょう。盥は、『お皿に、水を入れて、両手でゴシゴシする』と覚えればカンタン。『水』の両側の部位は、もともと手をかたどったものなので、イメージしやすいと思います。あと、愛嬌の『嬌』の字ですが、『女性が、鼻を高くし、胸を突き出して、かわいらしく歩く様子』を表した漢字なんです。右上部分が、人がのけ反る様子、その下が『高』の変形で、鼻を高くしていることを表現しています」

な~るほど! 覚えやすいですね。

「ほかには、読み方の音(おん)に注目して覚える方法が有効です。例えば、『麒麟(きりん)』ですが、左側はともに『鹿』という字。右側に『きりん』と読める音の漢字が来ています。『期日』などに使われる『期』の左側の部分が含まれると、『き』という音になります。また、『近隣』などの『隣』の字の右側は、『りん』と読めますので、それらを入れて完成。同様の方法で『鮟鱇(あんこう)』も覚えやすいのではないでしょうか。人は年を重ねるにつれて、丸暗記が苦手になる傾向があるので、論理的に漢字の成り立ちを理解したり、自分なりの理屈を当てはめることが有効です」

よ~し、書けるようになった難しい漢字を駆使して、手書きのラブレターをあの子に渡すんだ! え~、変しい変しい花子さん…と。あれ、今度はカンタンな漢字が分からなくなっちゃった!?
(伊藤 裕/GRINGO&Co.)

※この記事は2010年08月に取材・掲載した記事です

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