しつこい業者も「たじたじ」にできる!?

迷惑な勧誘電話 スマート撃退テク

2013.09.04 WED


受話器をずっと保留状態にして、相手から切るのを待つという方法もあるが、「再度かかってくることもあるので、やはり矢継ぎ早に質問するなどしてうまく撃退したいですね」(尾形さん)。断るならきっぱりと! イラスト/東京キリマンジャロ
マンション販売や教材販売、株取引など、会社や自宅には様々な商品・サービスの勧誘電話がかかってくる。断っても長時間ねばったり、頻繁に電話してくる業者も少なくない。しつこい勧誘電話をうまく断るにはどうすればいいのか? ヒューマンディスカバリー・インターナショナル代表で、『イラッとされないビジネスマナー社会常識の正解』(サンクチュアリ出版)などの著書がある尾形圭子さんに聞いてみた。

「同じ勧誘電話でも、会社にかかってくるものと、自宅にかかってくるものでは、電話する業者側の姿勢が少し異なります。会社の場合、業者はまず上司や代表者など決裁権のある人に取り次いでもらおうとします。自宅の場合は、電話を受けた当人が買う・買わないを決めるので、その人自身に買わせようと説得してきます」

となると、会社と自宅で対応も変わってくる。具体的にどうすれば?

「会社での場合は上司や代表者に取り次がないことが重要。用件を聞き、『○○から(あるいは弊社では)そのようなお話は取り次がないよう言われております』と伝えましょう。取り次いでもらえないとわかれば、たいていの業者は引き下がるはずです。その後、『申し訳ありませんが、今後、二度とお電話しないでください』などと続けると、再び電話がかかってくることも防げます」

自宅への電話は、相手に質問するのが効果的だ。

「自宅の電話番号をどうやって知ったのか尋ねたり、相手の会社名や電話番号、本社所在地、代表者名などを質問してみましょう。業者側は自分のことを探られるのを嫌いますから、ほとんどの場合は相手から電話を切り上げるでしょう。『今ネットで会社名を調べてみます』などと伝えるのもいいですね」

ちなみに特定商取引法では、勧誘電話をする側は会社名やその目的を明かすことが義務付けられている。会社名や用件を言わない業者には「それは違反では?」と聞いてみるのも効果的だろう。また今年10月から宅地建物取引業法の一部が改正され、マンション販売に関して、一度勧誘を断った相手をしつこく勧誘し続けるような行為は禁止された。迷惑だと思ったら、はっきりと「迷惑です」「二度と電話しないで」と対応すればよいということ。

なお、「怒鳴り返したりすると、業者側が言葉尻を捉えて逆ギレする可能性もゼロとは言い切れません」(尾形さん)とのこと。冷静かつきっぱりと対応し、しつこい勧誘電話をスマートに撃退するべし!
(糸数康文/Office Ti+)

※この記事は2011年10月に取材・掲載した記事です

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