眠気覚まし、目の疲れ…オフィスでもこっそり押せる

効果別「ツボ押し」の奥義とは

2013.09.05 THU


長谷川先生によれば、押し方は「指の腹で、皮膚の下をほぐすようなイメージで。必ず、両手セットで押しましょう」とのこと 図版作成/ブルー・ベスパ
残暑なお厳しき折、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。えっ? 夏の疲れが抜けないせいか、どうも調子がよくない? 職場で眠気を催すこともある? そんなときに有効なのが、手のひらのツボ押しマッサージだ。会議中にこっそりできるというのも便利。では、具体的にどこをどう押せばよいのか。長谷川鍼灸院(東京・府中市)の長谷川和正院長に、その奥義を聞いた。

まず、眠気覚ましに効果的なのは?

「その場合、ツボというよりは両手のひらが熱くなるまで3分程度こすってください。これによって、脳の血流が促されて頭がスッキリします。ツボ押しのウォーミングアップ的なものですね」

なるほど。では、いよいよツボの話。長谷川先生によると、手のひらにはカラダの各器官に対応したツボがたくさんあるという。

「目の疲れには、中指の先端部分にある『承泣(しょうきゅう)』というツボが効果的です。また、夏バテには各指の爪の付け根にある『井穴(せいけつ)』を強めに押すとよいでしょう。このツボは、副交感神経を刺激して、内臓を活性化させる効果があります。ただし、薬指の同部分だけは交感神経を刺激して血圧が上がってしまうので、絶対に押してはいけません」

あ、そうだ。最近食欲がないんですが、そんな症状に効くツボもありますか?

「胃もたれに効果的なのは、手のひら中央部にある『中脘(ちゅうかん)』。大腸の働きを正常化させるのは、そのさらに下あたりの『天枢(てんすう)』というツボです」

ちなみに、親指の根元のさらに下には、前立腺を刺激し、性欲を増進させる『曲骨(きょっこつ)』というツボがあるそうだ。会議中には押さないよう、くれぐれも注意したい。

長谷川先生いわく、「手のひらはカラダの縮図」。そう思ってあらためて眺めてみると、ずいぶんありがたいパーツのように見えてきました。
(石原たきび)


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