安易な励ましは不要!話してよかったと思われる相談の受け方

悩み別・女友達の相談を受けるコツ

2013.09.27 FRI


話を聴くときは、相手の正面には座らず、斜め前である90度の角度がベスト。距離は1.2メートルぐらい離れて。表情は笑顔など、柔らかい表情を。軽く「い」を発音するつもりで口角を上げるとよい
yo-ichi / PIXTA(ピクスタ)
元ホストが巧みな話術を駆使してえせ占い師となり、相談者の悩みをスルリと解決していく姿を描いたテレビドラマ『よろず占い処 陰陽屋へようこそ(仮)』(関西テレビ・フジテレビ系ドラマ)が10月からスタートする。関ジャニ∞の錦戸亮が演じる主人公のように、上手に悩み相談を受け、相談者にすっきりしてもらうのは至難な業だけど、どんなふうに話を聴くべき? そこで、対話を通じて心をケアする「精神対話士」の財団法人メンタルケア協会・杉山晴美さんに、女友達から相談を受けたときのスマートな対応法を聞いてみた。

「悩みを相談されたときは、安易な励ましは必要ありません。相手の感情を受け止め、相談者の話にじっくりと耳を傾けることが大切です。相談者は悩みを相談するとき、言葉の裏側に隠れた感情こそをもっとも伝えたいと思っているもの。それを読み取り、『そうか、つらかったね』など、共感を示す言葉と共に相づちを打ちながら話を聴けば、『あなたに話してよかった』と感じてもらえるでしょう」

なるほど、相談されたことを解決しようとするよりも、まずは相手の感情を大事にしたほうがいいんですね。シーン別に対応例を挙げてみると…。

●同僚に「この仕事がうまくいかない」と相談されたとき
まずは、「つらいことをわかってほしい」という感情を理解してあげましょう。この場合「そうか、大変だね。部長は仕事に厳しいよね。次はこうしてみたら?」と共感したことがわかる言葉をかけたあとに、解決策を提案すると、あなたの助言を素直に受け止めてくれるようになります。

●家族問題など、デリケートな問題を相談されたとき
返事に窮する内容を相談されたときは、「オウム返しの相づち」を。例えば、「弟がひきこもり」と相談された場合、「ひきこもりなんだ」と返すだけ。このとき「ひきこもりなの?」と質問で返してしまうと、責めているような印象をもたれやすいので避けましょう。話をじっくり聴いた後で、新しい考えのヒントを「こんな考えもあるかもね」などと伝えてみるのがベストです。

杉山さんが悩みを聴くときは、「解決方法を押し付けるのではなく、相手が自分の力で答えにたどりつけるようにすること」を心掛けているのだとか。相談者にすっきりした気分になってもらうには、“聴く姿勢”が大切なポイントだそうです。

(取材・文/Pea Green 小竹あき)

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