伊勢エビ、フグ、ズワイガニ…シーズン限定味覚

魅惑の秋冬「解禁グルメ」ガイド

2013.10.03 THU


同じ品種でも、産卵期に合わせて解禁時期も異なる。伊勢エビは沖縄では7月~、九州では9月上旬、和歌山では9月中~下旬に解禁されている 画像提供/Pixta
様々な海産物が漁の解禁日を迎える秋から冬。解禁日に、獲物を目指していざ出発! というわけで、有名な海産物の漁の解禁日を調べてみた。

10月1日は伊勢志摩の伊勢エビ、10月下旬には北海道の釧路でシシャモ。春と秋、年に2回漁期がある静岡県由比港のサクラエビは、秋漁が10月27日から。11月6日には山陰、若狭、越前地方でズワイガニ。12月1日には青森県三沢市周辺の漁場(太平洋側の漁場)でホッキ貝漁が解禁となる。

では、これらの漁の解禁日って、だれがどうやって決めているのだろう。

「ズワイガニは、特定大臣許可漁業等の取締りに関する省令で、海域によって禁漁時期が定められています」(水産庁)

ただし、すべての海産物が法律で禁漁時期を指定されているわけではない。地方自治体や地元漁港が決めているケースも少なくなく、その場合、禁漁時期は産卵期であることが多い。たとえば、青森県のホッキ貝漁は、青森県海面漁業調整規則によって禁漁期間が5月1日~11月30日と定められている。

ところで、漁が解禁されると楽しみなのが、漁のシーズンにのみ産地で食べられるご当地メニューだ。たとえばサクラエビなら釜揚げやかき揚げが有名だが、生サクラエビを使ったメニューが味わえるのはこのシーズンだけ。

10月に解禁される天然トラフグのメニューは、愛知県・南知多で、この土地ならではの、魚醤に漬け込んだフグを炭火焼きにした「フグの魚醤焼き」が食べられる。また、同地の料理旅館「紅葉屋」では、一本釣りしたフグのフルコースも楽しめる。

青森県三沢市では12~3月限定で、市内の各飲食店が「三沢ほっき丼」を提供する。三沢産のホッキ貝を使っていれば調理法や味つけも自由。漁の解禁シーズンに、限定メニューの食べ歩きなんていかがだろう。
(駒形四郎)


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