測定器がついに開発中! ところで…

「食べ過ぎ」ってどのくらいの量?

2013.11.17 SUN


松本さんからR25世代の食生活へのアドバイスとしては、「忙しいからと早食いしないこと」「夜中の食事は避けること」。当然のことだけれど、生活のリズムを守って適量の食事を摂ることが大切だ 写真提供/GettyImages
大手健康機器メーカーのタニタが現在、食後の尿に含まれる糖分から、「食べ過ぎ」かどうかを判定する「食べ過ぎ測定機」を開発しているそう。今年2月、「2年以内の製品化を目指している」との発表が話題になった。

お腹がパンパンになるほど食べれば、誰もが「食べ過ぎた」と分かるけれど、どれくらいの量が適正なのかは、なかなか分からないもの。ということで、「食べ過ぎ」の基準を、管理栄養士の松本理華さんに聞いてみた。

「厚生労働省の『日本人の食事摂取基準2010年版』によれば、1日に摂取するカロリーの基準は、20代男性ですと、デスクワークをしている人が2250キロカロリー、営業職など外で動く仕事をしている人は2650キロカロリーとされています。30代・40代の男性もほとんど変わらず、デスクワークで2300キロカロリー、営業職などで2650キロカロリー。個人差はあるものの、およそこの数値を超えると『食べ過ぎ』になり、自覚はなくても、気付けば2~3キロ太っていた…なんてこともあり得ます」

なるほど。調べてみると、一般的な定食や弁当は600~800キロカロリーなので、3食しっかり食べてしまえば、間食する余裕はなさそう。ちなみに、500キロカロリーの食事を1日5回するのと、1食で1日分のカロリーをとってしまうのでは、どちらが体にいいんでしょう?

「同じカロリーなら、複数回に分けて食べた方が健康によく、太りにくいですね。食事による消化・吸収にもエネルギーが利用されますし、空腹時間が長いと防衛本能で脂肪を溜め込みやすい体質になることもあります」

とはいえ、仕事に忙しいR25世代は、ついつい「1食のドカ食い」になってしまったり、お付き合いの飲み会で食べ過ぎてしまうことも。食べ過ぎをリカバリーする方法はありますか?

「1日の食べ過ぎで太ったり、著しく体調を崩すことは考えにくいので、あまり気にせず、翌日の食事を軽めにするなど、2~3日で摂取カロリーの帳尻が合うように調整しましょう」

飲み会の予定が入ったら、前日と翌日の食事を少し抑えるとよさそう。食事に際してある程度のカロリー計算をできるようにしておくことが、体調・体重管理の第一歩。まずはよく食べるメニューのカロリーから調べてみては?
(月川碧/blueprint)

※この記事は2011年04月に取材・掲載した記事です

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