思わず欲しくなる

巻き取り収納できる太陽電池

2013.11.25 MON


本体に加えて、LEDランタンや携帯電話用アダプタなどがセットになった「緊急災害セット」(3万3390円)も販売中。ちなみに発売直後はそれほど反響がなかったものの、震災直後から国内だけでなく世界中から問い合わせと注文が殺到しているそうだ
普段は当たり前のように使っている電力だけど、キャンプなどのアウトドア環境だけでなく、停電などによって突然使えなくなることだってある。そうなると、現代社会の必需品ともいえる様々な情報機器が使用不能になり、そのことによって重大な事態に陥る可能性がある。

そんな“もしも”の場合に備えて、個人でも買える非常用の電源が登場した。オーエスが販売する「どこでも発電 モバイルソーラーユニット」は、持ち運びやすいように巻き取式で収納できるシート状の太陽電池だ。

約51×13×11センチの本体から、約100センチメートルの太陽電池シートを引き出すと、12Vの直流電流が発電できる。オプションの5V変換アダプタを使えば、ケータイの充電も可能で、ケータイの機種にもよるが、理論値なら2~3時間でフル充電できる。そのほかクルマのシガーソケットに接続できる機器や、USBポートから給電可能なデバイスなら、概ね利用可能だ。

これまで太陽電池というと、固くて大きいパネルが当たり前だったが、この製品はアモルファスソーラーシートという柔らかい太陽電池を使うことで、巻き取って簡単に持ち運べるコンパクトさを実現したんだとか。

もともとオーエスはAV関連の周辺機器メーカーで、防災関連の製品はこれが初めて。ソーラーシートのスムーズな巻き取り動作は、プロジェクター用スクリーンの製造技術を応用したもの。当初は官公庁や自治体向けにのみ販売していたが、東日本大震災を受けて一般向けにも販売を開始した。

100Vの家庭用電力が必要な家電製品の利用には制約があるものの、燃料不要で軽量、かつ安全な低電圧によって誰でも扱えるというのは非常時には大きなメリット。もちろん、もしもの時だけでなく、キャンプなどのアウトドアでも活用できそうだ。
(青山祐輔)

※この記事は2011年05月に取材・掲載した記事です

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