「歯の保険」どこまで適用される?

虫歯、親知らず、インプラントの治療も…

2013.11.30 SAT


「歯の保険」には、いざ虫歯の治療を受ける際に「費用は高いが、見た目が自然に仕上がる良質な材料を使った、自由診療を受けたい」という人のためのプランも。歯を大事にしたい人は、一度その内容をチェックしてみては?
今年10月より、エース損害保険が “歯科治療費”を補償する、「歯の保険」の販売を開始した。いったいどこまで補償してくれるのだろう? 同社ダイレクト・マーケティング本部長の島津正信さんに聞いてみた。

「補償の対象になるのは、虫歯や歯周病、親知らずの治療など『歯科疾病』と事故や転倒による歯の欠損などの『ケガ』で、健康保険適用の自己負担分を年間15万円まで補償します。また、自由診療のインプラント(人工歯根)やインレー(詰めもの)などの費用を年間20万円まで補償するプランもあります」

多くの人が気になるのは、やっぱり「虫歯」だと思うんですけど、まさにいま虫歯に悩んでいるから、保険に入りたい…というのはダメですよね?

「そうですね。歯科疾病に関しては、保険始期日(保険契約が始まる日)からその日を含めて91日以降に発症されたものが適用対象です。ケガについては始期日から対象になりますが。また、健康保険等で対象となる歯科疾患以外の、主に美しさに焦点をあてた歯科治療、例えば、歯列矯正やホワイトニングなど歯の見た目に関する治療(審美歯科)には適用されません」

しかし「保険に入るくらいなら、一生懸命歯を磨いて歯の病気にならないように気をつけよう」と考える人も多いような気がしますが…。

「注意していても虫歯や歯周病になりやすい方もいますし、激しいスポーツに取り組んでいて歯の損傷や劣化に不安がある方もいます。歯ぎしりを自覚していて、歯周病や顎関節症への不安を感じている人も少なくありません。『歯の保険』はそうした人たちに興味をお持ちいただいてますね」

なるほど、歯のリスクは虫歯だけじゃないですもんね。

同社グループはすでに韓国で「歯の保険」を販売しており、4年間で80万件という実績も。日本でも発表直後から問い合わせが相次いでいるそうだ。ちなみに、「ベーシックプラン」だと、支払いは20~24歳が月々620円、25~29歳は870円。歯の健康に不安がある人は加入を考えてもよさそうだけれど、だからといって歯のケアをサボっちゃダメですよ!
(西田友紀/blueprint)

※この記事は2012年11月に取材・掲載した記事です

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト