身体にまつわる都市伝説 第130回

女性は胸から痩せるって本当?

2013.12.24 TUE

身体にまつわる都市伝説


理想のダイエットは、痩せながらプロポーションを向上させること、“ボン・キュッ・ボン”の黄金比体型を目指せ! 画像提供/PIXTA
どうしても飲食の機会が増えるシーズンだからなのか、右も左もダイエットに余念がない。ジョギングブームにのって、しっかり走り込んで脂肪を撃退しよう、なんて張り切っている人もちらほら見かける。

ところで、女性はダイエットをすると胸から痩せていくというのは、わりとよく聞く俗説だ。なかには、痩せたいけど胸が小さくなるのを嫌って、ダイエットに踏みきれずにいる女友達もいる。本当のところはどうなのだろう?

「脂肪組織は近年急速に研究が進んでいる分野であり、一概にはいい切れないテーマではあります。ただ、脂肪は皮下脂肪と内臓脂肪に大別できますが、運動によって優先的に落ちていくのは内臓脂肪であることが判明しています。つまり、皮下脂肪と内臓脂肪の両方を纏いやすいお腹まわりは、胸よりも先に引っ込むことになりますから、結果的にプロポーションは守られるといっていいのではないでしょうか」

そう語るのは、新宿ライフクリニックの須田隆興先生だ。胸より先にお腹が落ちる、というのが現実で、短期的にダイエットはくびれのあるナイスバディをつくることにプラスといえる。

ただし、「脂肪はたくさんあるところから使われていく」そうだから、油断は禁物だ。

「部位によって代謝の頻度が異なるのは事実でしょう。脂肪はエネルギー源として、付いているところから使われるもの。女性の胸は筋肉と乳腺、脂肪などで構成されていますが、その構成比としてとくに脂肪が多い人は、胸がみるみる落ちていくことだって考えられます」

ということは、胸を残したままダイエットしたければ、まずは胸筋を鍛えるのが正解かも。女性の皆さん、ぜひ参考にしてください。
(友清 哲)

※この記事は2012年12月に取材・掲載した記事です

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