家事イケメンのトリセツ

洗濯槽の裏に潜む恐怖を撃退セヨ!

2013.12.05 THU

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洗濯槽を洗浄すると、水が濁るだけではなく黒いカスもプカプカと浮いている。これは、洗濯槽裏についていた汚れの塊。初めての使用や汚れがひどい場合は、1回の使用で取りきれず、汚れが出続けることもあるとか。その場合は、もう一度『洗たく槽ハイター』で洗浄を。

泡の力で洗濯槽の裏側のカビや汚れを撃退



「それはカビが原因かもしれませんよ」と教えてくれたのは、花王で住居用洗剤の開発に携わる東海林建三さん。お言葉ですが、洗濯槽はピカピカなんですけど。

「実は、洗いと脱水をひとつの洗濯槽で行う全自動式洗濯機は、洗濯槽の裏側にカビが生えやすいんです。また、カビ以外に、洗剤のカスや洗濯物から出た皮脂、水垢などが合わさり、複合的な汚れとなってこびり付いている可能性があります」

特に、洗濯後すぐにフタをして洗濯槽に湿気が残ったり、洗う前の洗濯物を洗濯槽に入れっぱなしにしておいたりすると、湿気によりカビが生えやすくなるのだとか。んー、どちらも心当たりがあるぞ。

東海林さんいわく、「洗濯槽を嗅いでみて、カビ臭かったり、糸くずネットに黒くて小さなカスがたまっていたりすると要注意。カビや汚れがひどいと、汚れが水に溶け出して、洗濯物に付着することもあります。2カ月に一度は洗濯槽を洗浄することをオススメしますよ」とのこと。え、洗浄? 洗濯機の裏側って、自分で洗えるんですか?

「はい、洗濯槽専用の洗浄剤はホームセンターやスーパー、ドラッグストアなどでも購入できますよ。花王でも『洗たく槽ハイター』という商品を販売しています」
除菌成分も入っている『洗たく槽ハイター』。1回使い切りタイプなので、計量の手間がいらないのもうれしい。ドラム式洗濯機は、つけおきが十分にできないため、使用できないので注意
なんだろう、“ハイター”っていうだけでスゴくキレイになりそうな印象を受けてしまう。いや、もちろん、印象だけではない。『洗たく槽ハイター』は、一般的な洗濯槽用洗浄剤とは、大きな違いがあるという。それが、液体ではなく、粉末を採用している理由でもあるのだとか。

「粉末を採用しているのは、強力な発泡作用が得られるから。泡の力で汚れを物理的に浮き上がらせているんです。その浮き上がらせた汚れを、洗剤成分でさらに除去します。ちなみにこの洗剤は、実際に洗濯槽の裏に付着している汚れを徹底的に分析して、カビや水垢、皮脂などの複雑な汚れに特化した成分配合になっているんですよ」

なるほど、しかし、百聞は一見にしかず。ここは、実際に、うちのクサい洗濯機で『洗たく槽ハイター』を試してみることに。

まずは、洗濯槽に40℃のお湯を入れて、『洗たく槽ハイター』を投入。水でもいいけれど、40℃程度のお湯が最も発泡作用が得られるとのこと。あとは、2~3分運転して粉末をよく溶かして、2時間放置。最後に標準コースで運転すれば終了。なんだ、簡単じゃないか。

2時間後、洗濯機のフタを開けてみると水が灰色に…。こんな状態で洗濯をしてたなんて、いや~。でも、汚れがたくさん取れているのが目に見えるのは、ちょっと気持ちいいかも。なにはともあれ、おかげで、クサい洗濯機からおさらばすることができた。

「日常的に洗濯槽のフタを開けておけば、湿気はたまりにくくなりますよ。日々の洗濯で洗濯槽は汚れますから、定期的な洗浄をお勧めします。洗濯槽がキレイだと、気持ちよく洗濯できますよ」と東海林さん。

また、汚れ物を洗濯機に入れっぱなしにしている人は要注意! 着終わった衣類についた湿気は、カビ増殖の原因のひとつ。ひとり暮らしの忙しいサラリーマンなら、思い当たる人も少なくないのでは? 汚れ物は通気性の良い洗濯カゴでキープ。できれば、こまめに洗濯しよう。

洗濯槽なんて洗ったことがないぞ、というあなた。もしかしたら、洗濯しているつもりでも、見えない汚れにまみれたシャツや下着を着けているかも。衣類の洗濯の前に、まずは洗濯槽の洗浄をオススメしますよ。

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