解消するのは意外と大変?

同棲&ルームシェアのリスクと対策

2014.01.14 TUE


イラスト:dada
家賃が安くなる上に、一緒に暮らすと賑やかで楽しそう! と盛り上がって始めた仲間や恋人とのルームシェア&同棲。そりゃ、始めるのは簡単ですよ。でも問題は、終わらせる時です。

例えば、賃貸契約の途中で恋人が急に別れたいと言ってきた場合。相手の一方的な理由で同棲を解消されると、引っ越し費用や新しい部屋の敷金・礼金などはどうなるの? SUPERジャンプで連載中の弁護士マンガ『BENGO!』の企画協力・監修を手がけるオーセンスの元榮太一郎弁護士を直撃。

「同棲を始める前に、口約束でもいいので、『家賃負担分』と『最低でも一緒に住む期間』を決めていれば、一方的な同棲の解消はその契約破棄ということで、様々な費用を請求できるかもしれません。でもルームシェアならまだしも、同棲となると別れた時のことまで考えていないのが実情でしょう」

確かに。なかには「もし浮気したら相手の貯金を総取りして別れる」という約束をしていた同棲カップルもいますがね(実話)。

「ただ、ゆくゆく結婚するための同棲という話であれば、婚約が成立していたとして、婚約がなければ発生しなかった損害を請求できる可能性があります。その同棲が、結婚前のお試しなのか、婚約を前提とする同居なのかで話が変わってきますね」

筆者の知人には、彼女の部屋に転がりこんだだけで、自分のアパートは引き払っていなかったので、別れても無傷だったというクレバーな人もいます。では共同生活を始める前に最低限決めておきたいことは?

「くり返しですが、まず『各人の家賃負担分』を決め、『少なくとも賃貸契約期間分は一緒に住む』と、それを書面やメールに残しておくことですね。また、『個人的な理由で共同生活を解消した場合は、残りの契約期間分の家賃負担分を支払う』というのも確認しておいた方がいいでしょう」

この約束がないと、最悪の場合高い家賃を負担して、新居に引っ越すに引っ越せないという可能性も。浮かれ気分に水を差すようですが、くれぐれもご注意を。

※この記事は2012年06月に取材・掲載した記事です

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