身体にまつわる都市伝説 第81回

パーマやカラーは薄毛の原因になる

2014.01.15 WED

身体にまつわる都市伝説


髪のオシャレは薄毛の不安と表裏一体!? …でも、基本的に髪の毛の健康と頭皮の健康は別問題なのでご安心を
新たな年を迎えたことだし、心機一転、身なりを整えて頑張ろう。新しいスーツを着たり、ネクタイや腕時計などの小物をアレンジするだけでも、気持ちはフレッシュアップするものだ。

また、髪型に凝るのはオシャレの基本。社則や環境が許す範囲でパーマをかけたり色を染めたりするのは、今やイメチェンや気分転換のための手軽な手段といえる。

…でも、パーマやカラーは頭皮に悪い、という話もよく耳にする。どうしても薄毛に敏感にならざるを得ないR25世代、これは真相が気になる問題だ。頭髪治療を専門とする城西クリニックの小林一広先生に聞いてみよう。

「髪の毛にパーマをかけたりカラーをしたりすること自体に問題はありません。というのも、髪の毛というのは頭皮の毛母細胞で作られるものですから、皮膚から生え出た先の部分がクルクルと巻かれようが赤く染められようが、毛母細胞自体に影響はないからです」

小林先生によれば、髪の毛が傷むことと頭皮がダメージを被ることは、基本的に別問題だという。毛がパサパサになったり枝毛になったりしても、頭皮自体に直接的な影響はない。これには長年カラーを入れている筆者としても、ホッとひと安心だ。

しかし一方で、パーマやカラーの際は、薬剤が頭皮に付着することは避けられない気もする。これは大丈夫なのだろうか?

「パーマ液や髪を染める染料が頭皮に付いたとしても、ちゃんと洗浄している限り、さほど気にする必要はありません。ただ、それによって接触性皮膚炎を起こすような頭皮の方は要注意! 髪の発育に影響が及ぶ可能性もあるかもしれません」

パーマ液や染料が肌質に合わない場合、かゆみやかぶれが発生することがある。肌質など個々のコンディションの問題もあるが、この場合は毛母細胞にダメージを与えることもあり得るという。

最近は頭皮への影響を抑えたパーマ液やカラー剤もあるようだし、気になる人はかかりつけの美容師さんに確認しよう。不安要素を取り除いて、髪のオシャレを楽しんでほしい。
(友清 哲)

※この記事は2012年01月に取材・掲載した記事です

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト