緑のカーテンは終わり…

夏は節電効果 冬に役立つ植物は?

2014.02.01 SAT


今夏、節電対策として流行した緑のカーテン。その役目を果たしたアサガオやゴーヤなども枯れてきて、ベランダにほったらかしという人もいるのでは?この緑のカーテン、初めて育てた人も多いはず。そこで、片づけ方の注意点を第一園芸の関藤さんに聞いてみた!

「緑のカーテンについて、1つだけ注意してほしいのは土の処分法です。自治体によって燃えるゴミに属するかどうかが違いますし、なかには土自体をゴミとして受け付けないエリアもあります。一部のホームセンターでは土の処分をサービスで行ってくれる店舗もあるので、そこへ持っていくのも手ですよ」

土を捨てるときは、必ず事前に自治体のゴミ区分を調べなければダメということ。でも、土を捨てずに再利用するのはいけないのだろうか?

「再利用はしない方がいいですね。一度植物を育てた土は固くなり水はけが悪いんです。また、栄養素が低くなっていたり菌が繁殖していたりして、植物に障害が出やすいんですよ。やむを得ず同じ土を使う場合は、肥料を混ぜるか、最近では土のリサイクル剤が売られているので、それらを利用するといいでしょう」(同)

来年も緑のカーテンを作ろうと考えていた人は、土も新しいものに入れ替えた方が良さそうだ。

さて、夏の節電に一役買ってくれた植物たち。冷房に変わって暖房の使用が頻繁になる冬も、節電効果を期待できる植物はないのだろうか?

「冷たい外気から部屋を遮断し、暖房の利用を抑えるような効果を持つ植物はないと思いますが、湿度を保つ効果を期待できる植物ならありますよ。大きい葉を持つオーガスタやモンステラなどの植物は水分の蒸散が多いので、加湿効果が期待できるでしょう。また、サンセべリアやポトスなどは空気を清浄するといわれています」(同)

あくまでわずかな効果であるため、加湿器や空気清浄機の代わりとまではならないが、見た目の良さを考えれば、これらの植物を置くのも悪くないかも。

「なお、冬に植物を育てるときは置き場所に注意してください。日を当てようと窓際に置くのはいいのですが、夜になると窓際はとても冷えます。ですので、日が暮れたら必ず部屋の中央寄りに移動させてください」(同)

また、冬は植物にとって活動期ではないので、水やりも少なめでよいそうだ。

寒さ厳しい冬だからこそ、植物の癒やし効果で心温まるのもいいかもしれない。
(河合力)

※この記事は2012年06月に取材・掲載した記事です

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