「雑巾をのせて寝たのと同じ」というけれど…

メイクオフせず就寝。肌への影響は

2014.02.12 WED


とくにリキッドファンデーションは油分が多いので、酸化すると常在菌が繁殖しやすいそう 画像提供/Pressmaster / PIXTA(ピクスタ)
仕事で疲れ切っているときや、飲みすぎて帰宅したとき、メイクを落とさずに眠ってしまうことが…。肌によくないとわかっていても、眠気には勝てない! でも気になるのは、「メイクを落とさずに寝るのは、使用済み雑巾を顔にのせて寝るのと同じ」という噂…。これって、本当なんですか? 小林メディカルクリニック東京の小林暁子先生に聞きました。

「まったく成分が違うので同じとはいえませんが(笑)、メイクをしたまま眠ると、『悪い菌が繁殖』してしまう可能性があります。この点が、雑巾を想起させるのかもしれません。長時間メイクをしたままだと、化粧品に含まれる油分の酸化が進み、それをエサにしている皮膚常在菌が大量に発生します。もともと、誰の肌にも常在菌はいて、美肌に必要な良性のものとニキビの原因になるような悪性のものが混在しているのですが、このバランスが崩れて悪性の常在菌が優位になってしまうのです」

さらに「長時間メイクしたままだと、化粧品に含まれることの多い金属物質や界面活性剤、ポリマー、防腐剤などが肌に負担をかけ、皮膚の代謝を滞らせます。その結果、肌のすぐ下にある角質層の水分が不足し、カサカサに荒れてしまう」(小林さん)そう! 私ったら今までなんて恐ろしいことを肌にしてきたのか…。もしうっかり眠ってしまったら、どうすれば?

「化粧水をたっぷり染みこませたコットンなどで、ローションパックをしてみてください。一晩なら、まだ肌の奥にある真皮まで影響は及んでいないので、表面に近い角質層にうるおいを与えれば回復します。なお、焦るあまり、いきなり美容液パックをする方がいますが、荒れた肌には刺激が強すぎます。必ず最初に化粧水で肌表面を覆いましょう」

慌ててごしごし洗いすぎるのも厳禁。クレンジング剤は肌に浸透させるようにつけて、ゆっくりとオフを。そして、たっぷりの泡で優しく洗顔することが大切だそうです。眠ってしまったときは、焦らないことが肝心なんですね…というか、もう絶対にメイクしたまま寝落ちしないようにします~(涙)。

(富永明子)

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