9月開幕!世界10都市の市街地レースにディカプリオも参戦!

参加型「フォーミュラE」に熱視線

2014.02.20 THU


マシンはバッテリー容量の問題で25分ほどしか走行できない。充電にも時間がかかるため、ピットストップではドライバーがマシンを乗り換える
見た目はF1マシンだが、動力源はエンジンではなくモーター、爆音や排ガスも出ない…。今年9月から、こんなレーシングカーによる新しいモータースポーツが始まる。佐藤琢磨も参戦(!?)するという「フォーミュラE」がそれだ。F1の「1」は頂点を表すが、この「E」はエレクトリック。フォーミュラEは電気自動車による未来のF1といわれているのだ。

「フォーミュラEには鈴木亜久里氏やレオナルド・ディカプリオが率いるチームなど、10チーム20台が参加し、各国で計10戦行われます。爆音や排ガスを出さないので、史上初めて全レースが市街地コースで開催されます。ドライバーが『恐い』というほどスピード感が凄く、迫力はF1以上です」。そう語るのは、フォーミュラEを3波で全戦生中継するテレビ朝日の谷口洋一総合戦略部長。

フォーミュラEの一番の特徴は、ファンもレースに参加できること。マシンには先行車を抜くことができるボタンがついていて、たくさん応援を集めるとドライバーはもう1度押せるようになる。また、視聴者が21番目のドライバーとして現実のレースにバーチャルで参加できる連動ゲームなど、いろんな仕組みがファン目線で考えられているのだ。

「たとえば、追い抜きボタンを使える回数を限定したルールのもとで、ラスト1周、ボタンを使い切ったドライバーが2位でトップを追いかけているとします。ボタンを使えば最終コーナーで抜けるという瞬間、ファンが『がんばれ!』とスマホを連打すれば、その権利を得ることができる…。まさにファンや視聴者が後押しする未来のモータースポーツです」

もっとも、電気自動車独特の「ウィィーン」というラジコンのような走行音、市街地のレースとはいえ最高速が225km程度と、フォーミュラEにも気になる部分があるのもたしか。だが、環境への配慮を考えるとレーシングカーの電動化は避けて通れない。フォーミュラEは次世代のF1になれるのか!?
(村木哲郎)


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