誰でもできる節電習慣

意外と多い待機電力を減らすテク

2014.03.05 WED


写真提供/GettyImages
いまや日本中に広まった節電の習慣。会社ではエアコンを控えたり照明を抑えたりと積極的に取り組んでいるけど、個人では何から始めたらいいのかわからない、という人も多いのではないでしょうか? そこで今回は、意外と見落としがちな「待機電力」をキーワードに、身近な節電について専門家に伺ってみました。

「近年は家電メーカーの努力もあって、待機電力は減少傾向にあります。それでも、現在の待機電力は、家庭の年間総電力消費量の6%ほど。決して無視できる数字ではありませんよね。機器別の待機電力量を見ると、給湯器やレコーダー類、温水洗浄便座などがワーストとなりますが、これは保温やタイマー機能を利用するには電源を落とすことができないもの。しかし、このようにやむを得ないものを除いては、使用しないときはコンセントから抜くように心がける必要があります。こまめにやれば、目に見えた効果が出ますよ」(財団法人省エネルギーセンター野尻雅人さん)

使わないときはコンセントから抜く。たしかに効果は大きそうですが、毎回すべてをコンセントから抜く、というのはやっぱりちょっと難しそう。意識すべき優先順位ってあるのでしょうか?

「テレビやオーディオなどリモコンで操作する家電は、リモコンでオフにするのではなく主電源を切るようにするだけでも効果的です。また、忘れがちなのは携帯電話や携帯ゲーム機、一部の掃除機など充電して使う機器。ACアダプターで充電するタイプのものは、充電が終わっても電力を消費し続けるんです。充電が完了したらコンセントから抜くようにしてみてください。また、パソコンまわりはモデムやモニター、プリンターなど待機電力の大きい機器がそろっています。こちらもスイッチ付き電源タップなどを使って、使用しないときは一括してオフにするといいでしょう」(同)

その他、最近の家電に搭載されている時計表示オフなどの省エネモードも効果的だとか。充電機器とパソコンまわり、そして節電機能の活用。一見小さなことのようですが、みんなでやればきっと大きな力になるはず。家計にもやさしい節電習慣、身につけて損はないと思いますよ。
(サグレス/鴫原夏来)

とくに待機電力の大きい機器は外付けモデム(6.6ワット)、パソコンネットワーク機器(4.6ワット)、充電式掃除機(4.1ワット)など。とくに夏場の昼は総消費電力が多くなるため、意識的に減らすことが必要

※この記事は2011年05月に取材・掲載した記事です

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト