部屋を切り分けて賃貸に!

特許対応システムマンションが凄い

2014.03.13 THU


マンション購入の際に多くの人を悩ますのが間取りの選択。将来子どもを持つことなどを考えると広くて部屋数の多い物件が欲しいけれど、その分、価格が高くなるのは避けられない。
だが、そんなジレンマを解決するシステムを持ったマンションが現れ、注目を集めている。

そのシステムとは、購入したマンションを分割することで、2住戸としても使用できるというもの。例えば3LDKの物件なら、2LDKと1Kに分割し、居住しない方を賃貸物件として貸すことができる。部屋を貸している間は賃借料も得られ、収入補助になるという仕組みだ。もちろん時期をみて1住戸に戻すことも可能。

このシステムを発明したのは、マンション開発などを行うリッチライフ。「リッチライフプラン」と名づけられ、特許を取得している。

「玄関やキッチン、浴室、トイレなどは2つずつ設置されており、2住戸として使える造りになっています。電気やガスなどの公共メーターも2つずつ付けられ、貸している間はオーナーと賃借人に別々に請求が行く形になっています」

お答え頂いたのは、同社開発営業部の石田智寛さん。ライフスタイルの変化に合わせて間取りを変更できるのが喜ばれ、開始から5年で首都圏を中心に全12棟319戸で採用されているとのこと。
とはいえ、もともと1住戸のものを分割するわけだから、どうしても騒音やプライバシーの問題が気になる。

「住戸の境目となる壁には、超高層マンションの戸境壁などで使用される乾式間仕切りを使っており、防音や耐火を実現しています。玄関などもすべて別々なので、お互いが顔を合わせることはほとんどありませんよ。一般的なマンションのお隣さんと考えた方が近いですね」(同)

ちなみに、その間仕切りにはオリジナルシステムドアがついており、1住戸の際は通常の行き来ができるようになっている。

確かに、賃借料をローンの補てんや繰り上げ返済に回せるのは魅力だ。とはいえ、貸す立場になるのだから、賃借料の徴収や入居者の募集など、管理人としての手間もかかるのでは?

「入居者の審査や契約、入金管理、滞納時の請求交渉などはすべて当社が請け負います。また入居者の募集も、ご要望を伺った上で当社が行いますので、管理業務で手を煩わせることはほとんどありません」(同)

さらに、分割したものの入居者が見つからないという場合も、部屋の借上げ契約を行えば毎月家賃の85~90%はリッチライフから支払われる。つまり、空室でもある程度の家賃収入は見込めるのだ。
だが、同社は「現在空室になっている住戸はほとんどない」と胸を張る。

ライフスタイルの変化を最大限に生かしたリッチライフプラン。物件選びに悩んでいる人は、一度説明を聞いてみるのも良いかもしれない。
(河合力)

※この記事は2011年06月に取材・掲載した記事です

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